第255話 ページ13
俺達はルシファーが去っていった後、互いに安否確認をし、その後少し話をしていた
ヴェイン「しっかし…あんな方法でルシファーのコアを狙うなんてびっくりしたよ〜！！
俺心臓飛び出ちゃうんじゃないかってくらいヒヤヒヤしててさ〜」
パーシヴァル「褒められた方法だとは思わないが…まぁ上手くいって良かったな」
ランスロット「相手の心理を理解した上で行動を起こした、という訳ですか…とはいえなかなか勇気のいる作戦でしたね、輝さん…」
ジータ「ねぇ、あれってどういうことだったの！？」
ジータがそう問うと、俺が答えるより前にほかのジータの仲間達が答えてくれた
ラカム「おそらくだが…アンタはルシファーが正気を失ってはいないと知った上でわざと剣を受けに行く事で、ルシファーのトラウマを引き出そうとしたんだろ？
もしルシファーが自分を手にかける気がないなら、ルシファーは必ずアンタを庇うためにああやってお前を抱きしめる、と知って…」
ロゼッタ「そうね…ルシファーがシグルドを本気で大切にしていたなら輝さんのことも命がけで守るはずだもの…
…で、輝さんはそうする事でルシファーと至近距離になれると予想していた…だからわざと攻撃に当たりにいってルシファーにそれを庇わせ、ルシファーと近づいたところでコアだけを壊そうとしたのでしょう？
…賢いわね、本当に…」
それを聞いた団員達は「なるほど」「勇気があるね」と口々に言い、何はともあれ俺が無事で良かった、と言ってくれた
と、その時
ユリア「輝さま…」
ユリアが俺らの方に向かって歩いて来ていた
見ると先ほど負っていたはずの傷はなくなっており、ユリアは俺に穏やかな表情を向けていた
『ユリア…大丈夫なのか？』
ユリア「ええ…問題ありません
我が王国にありましたコアが破壊されたのと共に私も癒しの力を受けることが出来ましたゆえ」
そしてユリアは俺たちに微笑みかけ、こう言った
ユリア「さて、輝さま…
全て終わりましたゆえ、元の世界へどうぞお戻りくださいませ
…どうか元の世界で穏やかに過ごされる事をお祈り申し上げます」
『ああ…
…ジータ、ユリア、他の皆…本当に、ありがとう…
…俺は帰るよ、さようなら−−−−』
そう言い俺は島の端から飛び降り、下へ下へと落ちていった
そして目を閉じ、風を切る音を聞いていた−−−−
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ユウ(プロフ) - あんこさん» あんこ様、最後までお読みいただきありがとうございます！ファーさんがキャラ崩壊してる感が否めませんがお楽しみいただけましたなら幸いです。拙い文にもかかわらずお読みいただき、またコメントまでいただき本当にありがとうございました！ (2020年7月30日 19時) (
レス) id: 9d1d0ddeab (このIDを非表示/違反報告)
あんこ(プロフ) - 今更ながら一気に読ませていただきました。設定が作り込まれていたりと、とても面白かったです。 (2020年7月21日 0時) (レス) id: 895fb63929 (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - のあ´ω`)ﾉさん» なんと…最後まで読んでいただき、ありがとうございます！分かりづらい話だったと思いますが、楽しんでいただけたようで嬉しいです！ (2020年3月8日 3時) (レス) id: 9d1d0ddeab (このIDを非表示/違反報告)
のあ´ω`)ﾉ(プロフ) - 完結おめでとうございます！とても面白かったし、通知が来る度に画面に飛びつくぐらいこの小説の更新が楽しみでした。面白い作品ありがとうございます！ (2020年3月8日 3時) (レス) id: 4ad0e9371b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユウ | 作成日時：2020年3月8日 2時
