第238話 ページ45
『…ッぐ…っ！！』
私はその槍の一撃を剣で制し、攻撃を避けた
その後も何度もルシファーは私を本気で討とうと攻撃を仕掛けてくるが、私はそれを剣で受け止め続け、ルシファーに攻撃を与えることはしなかった
そして攻撃を受けながら、私はどうすればルシファーを止められるのか考えた
コアを壊せばルシファーは止まる
だが心臓近くにあるせいで、剣を強く振るえばルシファーを手にかけてしまう
ということはつまり、ルシファーに至近距離まで近付き、コアだけを的確に狙わなければならない
ルシファー「何故戦ウ…？早ク滅ビヨ、シグルド…
全テヲ壊ス…
…全テハ、俺ノ理想ノ為ニ−−−−！！」
そう言いルシファーはまた私の心臓を狙う
このままでは、私も皆も倒れてしまう
早くコアを破壊しなければ−−−−
『…！！やめろ、ルシファー！！
私はお前を、ころしたくない』
私は必死に止めるが、ルシファーは聞いてくれない
ルシファー「俺ノ理想ノ為ニ、オ前ヲ殺ス
−−−−死ネ、シグルド！！」
そして槍を大きく振りかざしてきた−−−−
そしてその時、私はある事を思いついた
このままルシファーの攻撃を受ければ、私はルシファーと至近距離となれる
そして私にその槍が刺されば、私はルシファーの手元を止める事ができる
その瞬間コアを狙えば、ルシファーは正気に戻る
…私は、無事では済まないだろうが
そして私はルシファーの攻撃を見つめ、軌道を見た
その軌道を見て私はルシファーから離れずその場で待ち−−−−
わざと、その槍の一撃をこの身に受けた
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作者名：ユウ | 作成日時：2020年3月6日 16時
