第393話 ページ23
零「おいおい嬢ちゃん、初見の相手にその態度かい？」
『ウチは誰って聞いとるだけやよ
何者？何でこない所におるん？』
相手もまたウチと微妙に波長が合うんかウチの言葉に怯まんとあっけらかんとして笑う
結局こういう人間がいる世界やないとウチが成り立たん言う証明でもあるんやと思う
零「嬢ちゃんは初めましてかもしれねぇけどオジサンはここに6月から通ってるんだぜ？」
『…』
零「まぁでも嬢ちゃんの言う通り、嬢ちゃんから見たらオジサンは初めての相手だな
オジサンの名前は天谷奴零、嬢ちゃんのお兄さんのチームの3番手だよ」
『…ラップバトル出とるんの？
見た記憶にないわ』
零「そりゃ酷ぇ
ハハッ、嬢ちゃんは辛口だな」
『…いい加減言うて誤魔化さんといて
何もん？ホンマに簓の知り合いなん？』
零「知り合いだよ
それは本当、兄妹揃って人を疑う癖がついてるんだねぇ」
『ウチの事語る時簓引き合いに出すんはやめてや』
零「嬢ちゃん、オジサンは知ってるから別に良いが、その言葉は自分が簓の妹だって言っちまってる事になるぞ？
もうちっと自分の不利益と天秤にかけて言葉の使い方には気付けろな」
『…そない事おっちゃんに言われる気ないわ
それくらいの弁えはウチにかてある』
零「本当か？
オジサンにはそういう風に見えないけど？」
『…ウチの事よう知らんのに勝手にウチを決めんといてや
ウチの事くらいウチでどうにでもできるわ』
零「ハハッ、そりゃ強ぇ
まぁそういう所はオジサンも信頼はしてるよ、ついでに言うんなら言の葉党が目つけたがる理由も分かる気がする」
『…』
零「…嬢ちゃん、黙っててもバレる時はバレるぜ？
もう言の葉党は嬢ちゃんには目つけてやらねぇだろうけど、それを身内に教えないのは自分の首絞めるだけだ
オジサンはすごい大人だから、今から45分後に起こる未来を当ててやろう」
目の前のおっちゃんはウチをあっさり交わしては笑て、ウチも相手の顔が窺えるうちは別に普通に会話をしてええわってウチで決めて、そのおっちゃんと普通に話を続ける事に決めていた
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ユウ(プロフ) - 明理様、最後までお読みいただきありがとうございます！楽しんでいただけたなら作者も大変嬉しい限りです。また参考になるコメントありがとうございます、関東人のため関西弁はにわかな部分がありましたが、今後参考にさせていただきます！ (10月30日 6時) (
レス) id: 3f8aedc7a7 (このIDを非表示/違反報告)
明理(プロフ) - (つい長くなってしもてすんません)※この関西弁は標準語がヘタ故の訛りです。 (10月28日 17時) (レス) @page34 id: 0478fb4462 (このIDを非表示/違反報告)
明理(プロフ) - 永遠のお気に入りです！！楽しい物語をありがとうございました！！！(あと思ったんですけど「何なんの？」じゃなくて「なんなん？」を私の周りの人は使います。アドバイスって言うよりちょっとした意見です。ありがとうございました！！) (10月28日 17時) (レス) @page34 id: 0478fb4462 (このIDを非表示/違反報告)
明理(プロフ) - 長いのにちゃんと完結してるし綺麗で無駄のない文章やし…もう大好きです！！！何回か読み返す気がします…予想は100回()ここまでツイステとヒプマイとオリジナルストーリーが混ざってるのはほんとに珍しいですよ！ (10月28日 17時) (レス) @page34 id: 0478fb4462 (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - ねぎ。さん» ねぎ。様、コメントありがとうございます！楽しんでいただけて作者も嬉しいです。 (2022年3月12日 8時) (レス) id: 68f0716fc0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユウ | 作成日時：2021年9月12日 11時
