第387話 ページ17
監督生side
そしたら帰って来たのはまともな回答だった
学園長「貴女は元の世界の自分を証明できるものを何も持って来てはいないんですよね？」
監督生「持って来てはいないです
でもっ！さっきもらいましたっ！」
学園長「…？」
監督生「私のいた世界と先輩のいた世界が同じとは限りません
でも私は信じる事に決めたんです、先輩がいる時空が私達より遠く遙かな未来にあって、自分は過去から未来を変える可能性のある存在なんだって」
学園長「…」
監督生「だからといって先輩が存在している世界を否定する気はありません
歴史を変えるとかそんな大きな事はきっと出来ないから、大事なものを未来へ受け継いでいける大人になるって私で決めました」
学園長「…その石が貴女を証明する材料と？」
監督生「もし先輩達が言っていた言葉を信じるとしたら、これは私の持ち物だったんだそうです
私がこの石を持っていた記憶はないけど…」
そんな事を言っている時に、私はある事を思い出す
？「…ナオちゃん」
監督生「…？」
？「…ナオちゃん、私の話を聞いて
…本当のハッピーエンドが見たいの」
それが誰の記憶か、あるいは誰の言葉か分からない
この学園に迷い込んでから変な夢ばっかり見るようになってたから、また何か変な夢でも見ているんだと思ってふとすぐに忘れてしまう
監督生「…とにかくっ！私はこれで私を証明してみせますっ！
もし足りないなら私の持ってる色々を私自身で証明するんですっ！」
学園長「…その意思の強さがあれば貴女は奇跡を起こし得るかもしれませんね」
監督生「…？」
学園長「帰るために必要な材料は元の世界との縁(えにし)です
それを自分で証明できる程の強い精神を持っているのであれば、闇の鏡は貴女を導いてくれるでしょう」
その言葉に乗っかっていくように、私は鏡の間に再びあの日と同じように向かって自分の世界へ戻る挑戦をしていた
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ユウ(プロフ) - 明理様、最後までお読みいただきありがとうございます！楽しんでいただけたなら作者も大変嬉しい限りです。また参考になるコメントありがとうございます、関東人のため関西弁はにわかな部分がありましたが、今後参考にさせていただきます！ (10月30日 6時) (
レス) id: 3f8aedc7a7 (このIDを非表示/違反報告)
明理(プロフ) - (つい長くなってしもてすんません)※この関西弁は標準語がヘタ故の訛りです。 (10月28日 17時) (レス) @page34 id: 0478fb4462 (このIDを非表示/違反報告)
明理(プロフ) - 永遠のお気に入りです！！楽しい物語をありがとうございました！！！(あと思ったんですけど「何なんの？」じゃなくて「なんなん？」を私の周りの人は使います。アドバイスって言うよりちょっとした意見です。ありがとうございました！！) (10月28日 17時) (レス) @page34 id: 0478fb4462 (このIDを非表示/違反報告)
明理(プロフ) - 長いのにちゃんと完結してるし綺麗で無駄のない文章やし…もう大好きです！！！何回か読み返す気がします…予想は100回()ここまでツイステとヒプマイとオリジナルストーリーが混ざってるのはほんとに珍しいですよ！ (10月28日 17時) (レス) @page34 id: 0478fb4462 (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - ねぎ。さん» ねぎ。様、コメントありがとうございます！楽しんでいただけて作者も嬉しいです。 (2022年3月12日 8時) (レス) id: 68f0716fc0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユウ | 作成日時：2021年9月12日 11時
