もっと溺れちゃえばいいのに(桃)

5．ゴメンナサイ。 ページ5

莉犬side.

さとみくんが出掛けてから5分間、Aちゃんは泣き続けた。

そりゃ寂しいよね、依存してた存在が急に居なくなっちゃったなんて。

今は落ち着いてきて、ひぐひぐとしゃくりをあげていた。

いつもあんなにおとなしいAちゃんの、新しい一面に驚きつつも可愛らしいと思った。

ジ「A、ごめんな。」

莉「俺も、少し無理矢理でごめんね。」

『………わたし、もっ、ご、めなさ、い。さと、みくんと約束、した。』

そう言ってテーブルに置いてあった紙(？)を持って、ジェルくんに手渡した。

ジ「え〜っと？«お留守番の約束»か。」

莉」「ん〜と。言うことは聞く。外には出ない。ご飯はちゃんと食べる。変な人が来たらジェルと莉犬を盾にしろww」

ジ「ひどないw？あと、好きなときに好きなだけ寝かしてやって。だと。盾になって怪我した場合は責任はとらない。むしろA守れてありがたい勲章だと思っとけ…w」

なんか俺らの扱い雑じゃない？

Aちゃんは眠くなっちゃったみたいで、ソファで眠り始めた。

ジ「ん〜…俺らやることないなぁ。」

莉「ん〜…テレビでも見よっか。」

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