境界線［暁のヨナ］［男主］ (ページ2)

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皇女ヨナページ2

ヨナ「ねぇ父上、私の髪、変じゃない？」

イル「変じゃないとも、ヨナの美しさはどんな宝石も敵わんさ。」

A『そうだよ、ヨナ姫は可愛いよ。』

ヨナ「うーん、けどこの髪！どうして赤毛でくせっ毛なのかしら。ちっともまとまらないーっ」

イル「そんな事ないだろう、なぁA、ハク。」

レイ『うん！ヨナ姫はなんでも似合うからむしろ僕は綺麗だと思うよ。』

ハク「姫様のお髪が変などと誰が申しましょうか。あえて申し上げるなら、頭が変ですね。」

ヨナ「お黙り下僕、父上何とかして！護衛ならAだけで良い」

A『まぁまぁ、ハクもヨナ姫も落ち着いて。』

ハク「可愛いといえばいいんですか？可愛くしとかなくて、お着きになったみたいですよ。スウォン様」

ヨナ「それを早く言いなさいっ」

急いで支度をしスウォンを探すヨナ

A『ハク、良いの？スウォンにとられるよ。』

ハク「…バーカ」
(俺が好きなのはお前だって…)

ハクがAの髪をわしゃわしゃと撫でると、Aの髪が崩れた

ヨナ「っ…」

誰かにぶつかり顔を上げると3つ年上のイトコがいた

スウォン「相変わらず元気ですね、ヨナ姫。どうしたんですか？慌てて」

ヨナ「スウォンが来たっていうから出迎えてやったのよ」

スウォン「わぁ、えらいえらい」

ヨナがスウォンに頭を撫で撫でされるとくせっ毛が出て来た

スウォン「ヨナ、イル陛下とハクとAはどこです？」

ヨナ「子供扱い子供扱い…スウォンのばか。」

ハク「ムダ遣いですね」

A『ハクは黙ってて。大丈夫？ヨナ姫』

ヨナ「えぇ、大丈夫よ。」
(見栄を張り

その日ヨナはスウォンとの思い出を思い出しながら眠りについた。
………次の日………

ヨナ「おはようスウォン！とっておきのお菓子があるのよ！一緒に…って…」

ミンス「あ、姫様。スウォン様ならAさんとハク将軍と外で…」

ヨナ「私もスウォンと弓やる！」

イル「なっなんだと！ダメだ。本当はあの3人にだって持たせたくないくらいなのに」

A『ヨナ姫！おいで、スウォンが乗せてくれるよ。』

スウォン「え、えぇ。馬に乗るだけですから大丈夫です。」
(私の気持ちも知らないでAは本当、鈍感だ。

馬に乗り終わると…

A『ヨナ姫、よかったですね！』

Aはスウォンと馬に乗れたヨナ姫に喜んでいた。

ハク「可愛そう…」

一方ハクはスウォンに同情を持っていた。