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玄希「はぁ…そろそろ俺はお暇するかな。実家の状況以外にもなんかあったらこんのすけを通して連絡。報連相、忘れんなよ」
『了解だよ担当さん』
玄希「…まぁ、それでいい。じゃあな」
ここではるるんとは一時の別れ。ばいばいはるるん…(笑)
・・・・・・・・・
こん「…では続いて、加州清光様を出陣させましょう」
出陣…彼を戦いの場に行かせるんだ。
大丈夫かな、怪我して帰ってきたりなんかしたらその時は動揺しすぎてこんのすけを三枚卸かなんかにしちゃうかもしれない…
こん「(ﾌﾞﾙｯ」
…こんのすけに悪寒が奔ったようだけど、大丈夫。ホントにそんなことはしないから。
二人と一匹で移転装置のもとへ行く。
なんか…和風なこの屋敷でこの機械が馴染んでるって不思議な感じ。
こん「出陣場所は【維新の記憶、函館】。ボスを倒すと新しい出陣場所が解放されます」
清光はこんのすけに扱い方を教わり、移転先を設定した。
『清光。これを持っていってね』
清光「？」
『小型の移転装置。これがないと移転先からここに帰ってこれないから…無くさないでね』
清光「わかった。…よし、出陣だー！」
地面が光り、清光はその場から消える。
どうしよう凄い不安。とりあえずこんのすけをぎゅっと抱きしめて待つことにした。
・・・・・・・・・
少し経って、地面が光りだした。行くときと同じような光。
『あ、帰ってきた…！』
倒れた人影。
そこにはぼろぼろになった清光が。なんで、どうしてそんなにぼろぼろなの。
清光「あ、るじ…ただ…」
『うん。うん…お帰り。すぐにえっと…手入れ部屋に連れて行くから！こんのすけ、先に行って資材の準備しておいて！』
こん「かしこまりました！」
清光を支えて手入れ部屋まで歩く。はやく、でも清光の負担にならないように。
あぁいっそあの場で手入れができたらよかったのに。なんで手入れ部屋でしか手入れができないんだろう。考えても無意味なことばかりが頭をめぐる。
本当は短いんだろうけど、長く感じた手入れ部屋までの道。
手入れ部屋でスタンバってたこんのすけから手入れ道具を受け取り、
こんのすけの指示通りに手入れを始める…
『清光、今手入れするから…』
って意気込んだんだけど、
こんのすけに手伝い札で一瞬で手入れが終わると聞き、すぐさま使いました。
…だってこれ以上見てられないぃぃぃぃ
続く
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作者名：小咲 | 作成日時：2019年7月23日 22時
