130話 ページ32
照れながら言うロボロ君。
あ、君付けたらダメなんか
「…ロボロ」
rb「は、はいぃぃ！！！」
ロボロと呼ぶと緊張気味に、敬語で言うので少し笑ってしまった。
そうとは言っても私も実際に緊張…している
名前呼びは何回もしたけど、呼び捨てはしたことがない。私にとって慣れない呼び方で、本人を目の前にして呼ぶって言うのは少なからず照れるものだ。
…………現に赤く染まったであろう顔を見せないように彼らに背を向けている。
ut「そんな頼みだけでこんなに赤面になるとは…！！」
「そんな頼みって、慣れないんやから仕方ないやろ…」
rb「な、なんかごめん…」
kn「いいなー！俺もそんな頼みしようかな」
zm「てか、ロボロもAも真っ赤やん」
ゾム君は顔を覗き込んでくる。
何だか満足気な顔だ。
os「ほんまやね。2人とも可愛いめう」
rb「可愛いはAだけでええやろっ！」
「え!?ロ…ロ、ロボロがやろ！！」
rb「っ……………」
ut「あ、ロボロ？ロボロくーん？」
kn「フリーズ中やわ」
zm「部屋に送るか」
os「あ、じゃあ俺送るわ」
ut「俺も」
その場で固まってしまったロボロを部屋に送るため、オスマン君と大先生はロボロを引っ張って、私の部屋を出ていった。
残されたのはゾム君とコネシマ君と私。残されたっていうかここ私の部屋なんだけど。
kn「え、じゃあ次俺やな。…日曜の昼、サッカーしようぜ！」
「サッカー？」
kn「おう！」
無邪気に笑うコネシマ君はイメトレでもしているのだろうか、凄く楽しそう。
zm「2人でか？」
kn「当たり前やん」
zm「あー、なら俺は…土曜日に一緒に飯食いに行かへん？」
「ご飯…」
怪しい笑みを浮かべるゾム君。この人絶対食害するやろ。ほら見て、コネシマ君に目で助けを訴えても逸らすんだよ？
「絶対デスカ」
zm「絶対やで？」
彼の目は本気だ。今すぐにでも逃げ出したい。でも受け入れるしかなさそうで。というかそうしろっていう威圧感がパない。
「分かった……」
kn「あ、ゾムの話ばかりしとるけど、日曜のサッカーも忘れんなよ？病院の先生から金曜には治るかもしれんって言われたんやろ？」
「うん、まぁ足の怪我は今もそこまで痛くないし治ってきとると思う。………じゃあ2人とも、また今度ね」
そろそろ寝たかった私は2人にそう言い出ていってもらった。
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ぽわふさ(プロフ) - 凜さん» 良かったです。自分自身、上手く書けている気がしていなかったもので…。ありがとうございます！毎日更新出来るよう、頑張りますね！ (2020年4月9日 22時) (
レス) id: 82ace63b88 (このIDを非表示/違反報告)
凜 - これを見ると元気が出ます。毎日更新されるのを願っています (2020年4月9日 19時) (レス) id: 73f9389ece (このIDを非表示/違反報告)
ぽわふさ(プロフ) - まつりさん» そう言っていただけてこの上なく嬉しいです！ありがとうございます…！wrwrdさんとの絡みももっと増やしていきますね！頑張りますっ！ (2020年3月31日 16時) (レス) id: 82ace63b88 (このIDを非表示/違反報告)
まつり - 最高です！神です！！大好きです！！ストーリーが本当に大好きです！！(語彙力)更新頑張って下さい！応援してますっ！！ (2020年3月31日 15時) (レス) id: 9861bf3927 (このIDを非表示/違反報告)
ぽわふさ(プロフ) - manaさん» ありがとうございます！このシリーズがここまで続いているのも読者さんのお陰です。これからもこの作品をよろしくお願い致します！ (2020年3月26日 18時) (レス) id: 82ace63b88 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽわふさ | 作成日時：2020年3月11日 20時
