128話 ページ30
その後、負けないように必死に頑張ったのだが。
zm「いや〜楽勝でしたわー」
ut「余裕過ぎやったな！」
os「そんなん言ったら可哀想やろ…！」
机から離れた3人、つまり勝った人達がそう言った。ゾム君と大先生には後でトントン君に書類増やして貰えるよう頼んどこう…。
残りは私とコネシマ君。
私がジョーカーを持っていて、コネシマ君がジョーカー以外を引けば私の負け。
「……これ無理やん」
コネシマ君が私の持っているトランプを引く方なわけだけども、私はオスマン君達みたいにポーカーフェイスが上手いわけじゃない。というかその逆。まさに逆！！
コネシマ君は交互にトランプに手を置き、私の表情を伺ってくる。ジョーカーの方に手が行った時、どうしてもにやけてしまう。そんな私の表情をコネシマ君が見逃すはずもなく。
kn「よっしゃ！！」
私の手元からトランプを取ったコネシマ君は、持っていたトランプ真ん中へと投げる。
「絶対負けるやんかこれ〜」
zm「表情崩れすぎやろw」
ut「可愛らしかったで？」
「可愛いとかの問題やないって」
kn「もうそんなんええやんか、可愛いってことで！！今は罰ゲームやって！」
rb「それもそうやなぁ。そんなルールにしたのはええけど何にするか全然決めてへんかったな」
os「じゃあはい！俺、ええ？」
「あぁ、はい…どぞ……」
ルールを知った上で私はしたんだ。こうなったのも自業自得だろう
os「じゃあさ、ギューってしていい？」
そう言った彼の目は私をしっかりと捉え、その言葉からは感じられないくらい威圧感が襲う。
……言葉だけやったら可愛いで終わってたのに
渋々オスマン君の頼みを引き受けた。するとオスマン君は手を広げ、私が来るのを待っている
…え、オスマン君からやないの？
os「Aちゃんからがいいめう…」
こんな時に頬赤くして言わないで!?泣きそうな顔で言わないで!?断れない！
もういいや、飛び込んじゃえ！と思い切りオスマン君の方へ身を投げ出すと、「おっと」と言いながら私を支えた。
os「大丈夫？」
「うん、大丈夫だよ」
オスマン君の腕の中は暖かくて、母から抱き締められているような、優しさに包まれたような感覚になる。
os「……可愛いめうね！」
よしよーしと少し粗めに頭を撫でてくる。
目を細め、微笑むオスマン君は凄く御機嫌そう。
rb「ちょっと待て！そろそろええやろ！！」
痺れを切らしたように、ロボロ君がそう言った。
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ぽわふさ(プロフ) - 凜さん» 良かったです。自分自身、上手く書けている気がしていなかったもので…。ありがとうございます！毎日更新出来るよう、頑張りますね！ (2020年4月9日 22時) (
レス) id: 82ace63b88 (このIDを非表示/違反報告)
凜 - これを見ると元気が出ます。毎日更新されるのを願っています (2020年4月9日 19時) (レス) id: 73f9389ece (このIDを非表示/違反報告)
ぽわふさ(プロフ) - まつりさん» そう言っていただけてこの上なく嬉しいです！ありがとうございます…！wrwrdさんとの絡みももっと増やしていきますね！頑張りますっ！ (2020年3月31日 16時) (レス) id: 82ace63b88 (このIDを非表示/違反報告)
まつり - 最高です！神です！！大好きです！！ストーリーが本当に大好きです！！(語彙力)更新頑張って下さい！応援してますっ！！ (2020年3月31日 15時) (レス) id: 9861bf3927 (このIDを非表示/違反報告)
ぽわふさ(プロフ) - manaさん» ありがとうございます！このシリーズがここまで続いているのも読者さんのお陰です。これからもこの作品をよろしくお願い致します！ (2020年3月26日 18時) (レス) id: 82ace63b88 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽわふさ | 作成日時：2020年3月11日 20時
