59話 ページ10
ci「なあなあA〜」
さっきからチーノ君がゆさゆさと私の肩を揺らしてくる
なにやら聞いてほしいことがあるようだが、私はそんな場合じゃない
カチカチっとシャーペンを鳴らして、紙に書く
サボった時の課題だ
ci「最近大先生の誕生日が来たんやけどさ、女と一緒に居る言うて俺と遊んでくれんねん。折角ケーキまで買ってきたのに…」
私が課題しているのもお構い無しにゆっさゆっさと揺らしてくる
てか大先生誕生日やったんやなおめでとう
後で祝っとこう
「…それはしょうがないんやない？誕生日なんやから、好きなようにさせてあげてもええやろ」
ci「…確かにそうやな！また後で大先生捕まえとくか」
チーノ君は大先生を特に気にかけているように見える
なんでかは分からないけど、大先生を慕ってるってことなんかな
と思い、紙に文字を書き綴る
「…………ん？なんやここ、意味わからん」
課題の中には、サボっていた時に習っていたのであろう部分が有り、全く分からなかった
すると近くにいたチーノ君が紙をじっと見つめる
ci「これは………」
「え、チーノ君分かるん？」
ci「…………………」
真剣な考えている様子なので、しばらく待つと
ci「わからへんわ！」
彼は笑顔で言った
いやあの…チーノ君には申し訳ないんやけど、分からないなら早めに言ってほしかったね…
しゅん…となっていると
ci「元気だして、誰か呼んでくるわ！」
私の肩にぽんっと手を置いた後、ダッシュで呼びに行った
この間に他のところしておくか
それから少し時間が経ち…チーノ君が誰かを連れて戻ってきた
ci「すまん、待たせた！こいつでええやろ？」
チーノ君の後ろに居た人物、それはロボロ君だった
確かにロボロ君は頭ええけどさ…？
あの時サボってたよね…？
rb「なんで俺！？エミさんとか居ったやろ！」
ci「いちばん近くにいたのがロボロだったので」
rb「まぁええか…。ほら、分からないところってのを見せてみ」
果たしてロボロ君はこの問題が解けるのか…
ロボロ君はチラ、と問題を見る
すると私が使っていたシャーペンを取り、空いているスペースに何やら書き始めた
それを見てみると、分からなかった問題の解き方だった
「えっ！？なんで分かるん！？ロボロ君サボってたよね？」
rb「まぁ勉強と筋トレは毎日欠かさずやってるし」
「筋トレは聞いとらん」
rb「えっ……」
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ぽわふさ(プロフ) - syoga__3%さん» なるほど、カイロなら…ありがとうございます！ちなみに最初のホッはすごく温かいですよって事が伝われば良いかなと思いまして…遊び心です（笑） (2020年2月3日 18時) (
レス) id: 82ace63b88 (このIDを非表示/違反報告)
syoga__3% - あ、多分「カイロ」にすれば大丈夫なんじゃないですかね…?「ホッ」は…よくわかんないです(無能) (2020年2月3日 18時) (レス) id: 4d59c15bf8 (このIDを非表示/違反報告)
ぽわふさ(プロフ) - syoga__3%さん» ホッカンロは…商品名使ったらいけないのかなと思いまして…。そこら辺の知識が疎いので、一応念の為、ですかね？使用可能なら書き換えますね！前作から…！ありがとうございます！めちゃめちゃ頑張ります！ (2020年1月29日 19時) (レス) id: 82ace63b88 (このIDを非表示/違反報告)
syoga__3% - ホッカンロになってますよ(小声) 前作からきたのですがやっぱすげえっす。おもしれぇっす。頑張ってください！！ (2020年1月29日 18時) (レス) id: 4d59c15bf8 (このIDを非表示/違反報告)
ぽわふさ(プロフ) - 癒愛さん» コメントありがとうございます！ご期待に添えられるよう頑張りますね！ (2020年1月22日 14時) (レス) id: 82ace63b88 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽわふさ | 作成日時：2020年1月19日 14時
