10話 ページ10
その声の主は、チーノ君と一緒に女の子に囲まれていた男の人だった。
確か大先生って呼ばれてたっけ…？
というかなんで名前知ってんの…？
ut「そんな変な人を見るような目を俺に向けんといて」
眉を少し下げて言う大先生。
「なんで私の名前を知ってるんですか？」
ut「そんなことか。チーノから聞いたんよ」
「チーノ君から？」
確かに名前教えたような…
でもチーノ君。人に名前を簡単に教えるもんじゃないよ。
「えっと…大先生？も熱だったんですね」
ut「あぁ、まぁね。てかAちゃんも俺の名前知っとるやん！」
「それはチーノ君が言ってたのが聞こえて」
ut「あいつホンマ誰に対しても口柔らかすぎやろ」
確かにそれは思う。
ut「まぁ俺は鬱とも呼ばれとるけどね」
「え？2つ…あぁ、あだ名ですか」
ut「両方ともあだ名みたいなもんよ。好きな方で呼んでええよ」
「じゃあ大先生で」
ut「ん。………あっ」
大先生は何かを思い出したかのように私に問う。
ut「そういえば、チーノとはどこで知り合ったん？まだこの学校きてからそんなに経ってへんやろ」
「チーノ君に職員室まで案内してもらったんですよ。この学校広すぎる」
すると大先生はうんうんと頷く。
ut「みんな最初は迷うで？こんな広いとこ…どんくらいあるんやろ、片手で数えられるくらい？」
ニヤッとしながら言う大先生。
片手で数えられるくらいって超凄い学校やん
まぁ最初笑ってるから嘘っぽいようなぽくないような。怪しい部分もあるけど。
ut「そういやAちゃん、熱でここにおるんやろ？何度なん？」
「さっき計ったら38.5℃でした」
ut「はっ？めっちゃ高いやん。なんでこんなスラスラ話し出来んねん」
「………なんででしょうね？」
それはほんとに分からない。
何かに夢中になってる時は大丈夫な体質なんかな、私。すごすぎやろ
「そう言ってる大先生はどうなんですか」
ut「あ、俺？俺は平均やで」
………ん？じゃあなんでここにおるん？
ut「先生の前では熱ある演技して、おらんくなったらいつも通り過ごすんよ。授業が嫌すぎて」
「じゃあ保健室の先生はどうやったんですか」
ut「え？まぁ…ひたすら頭痛いですとか熱ありますとか言ってたらベッドで寝かせてくれた」
「先生優しいやん」
ut「まじそれな」
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ぽわふさ(プロフ) - 寝る前にここに来られるんですか…！ありがとうございます…！！携帯没収はやばいっすね( ´-` lIl)なるほど…了解しました！そうなるようなるべく努力します！ (2020年1月19日 0時) (
レス) id: 82ace63b88 (このIDを非表示/違反報告)
明桜 - 最近楽しみにしている事かぁ私は夜寝る前にここに来て読みながらぐっすり眠る事ですかねぇ。もう最近はこればっかりですよっなので携帯がぁぼっしゅ〜の危機だぁぁぁぁぁ〜(泣)誰か助けてぇ〜グルさんはオスマンとかトントン一緒にて感じに遊んだりお茶会みたいな感じで (2020年1月18日 23時) (レス) id: 43afff88bf (このIDを非表示/違反報告)
ぽわふさ(プロフ) - wrwrd！好きさん» ありがとうございます！良かったです…！更新速度は相変わらず遅いですが、今作品をこれからもよろしくお願いします。 (2020年1月16日 7時) (レス) id: 82ace63b88 (このIDを非表示/違反報告)
wrwrd！好き - 初コメント失礼します！ 唐突ですがあなた様は、神ですか!! すっごく面白くて読んでて幸せな気持ちになりました!!この先も、無理のないように頑張ってください!!応援しています!!! (2020年1月16日 5時) (レス) id: 67e3f1b23a (このIDを非表示/違反報告)
ぽわふさ(プロフ) - 明桜さん» 他の生徒会メンバーの身長…いじり……いいですねぇ(￣▽￣)ありがとうございます！もっと楽しませられるよう頑張りますね！！ (2020年1月13日 10時) (レス) id: 82ace63b88 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽわふさ | 作成日時：2019年12月29日 0時
