7話 ページ7
いや〜疲れた……
あの後、あの場から離れ廊下を歩いていた。
前の学校の方がええやんか。友達出来んやん。ぼっちやん。
……
「あぁ、親友よ。何故私は友が出来ないのだろうか」
天に祈りを捧げるかのように胸の前で手を組んでそう言う私。
自分でも何言ってんだこいつとしか思えない。
でもこの状況。
友達作りたくても作れない悲しさ。
周りを見れば誰もいない。
そりゃそうか。だって放課後やもんね。
「友達にはならんくとも、せめて話し相手が出来る女子が居ればなぁ」
と呟くまでになってしまった。
？「ねぇ、あなた…こんな所でどうしたの？」
む？女の子の声…？
チラッと辺りを見る。そこにはさっきまでいなかったはずの女の子が立っていた。
えっ幽霊！？気配すら感じなかったんやけど！？
でも友達のいない私にとっては絶好の機会だった。
「い、いやぁその…転入してきてまだ2日目なので、友達が居なくて…」
「その……」と遠慮がちにその女の子を見つめる。
友達が出来るまでここにいる人みたいで自分のことを変人と思われそう。
柚希「とりあえず自己紹介しておくね。私は
そう聞いてきた。
他の女子と違う雰囲気を漂わせている柚希ちゃん。
「あーども…Aです。」
無愛想に言ってしまった私を殴りたい。
おい友達作るんだろ、自分。もっとフレンドリーに話せよ。
と自分で自分に言った。
ふふっと笑う彼女。
この時、彼女を見て確信した。
可愛いと。
笑い方、話し方含め可愛い。男受けしそう。
やばい。こんなどこにでも居そうな普通の女子と一緒に居たらあかん。
まさに美女。
そう思って「じゃあまた」と言って帰ろうとした。
柚希「ちょっ待って。あなた友達…ほしいの？」
柚希ちゃんが引き止めてきた。
私の目的をぴったり当ててきた。
「まぁ…1人は寂しいんで…」
柚希「良かった！じゃあ私と友達になってよ！」
まさかの申し込み。ビビった。
正直言って、こういう感じで軽く人と話す人はそこまで信用出来ないけど、友達出来るんならええか。
そう思って「いいよ」と言った。
すると、「ありがとう」と満面の笑みで微笑んできた。
くっ…やっぱ天使や。
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ぽわふさ(プロフ) - 寝る前にここに来られるんですか…！ありがとうございます…！！携帯没収はやばいっすね( ´-` lIl)なるほど…了解しました！そうなるようなるべく努力します！ (2020年1月19日 0時) (
レス) id: 82ace63b88 (このIDを非表示/違反報告)
明桜 - 最近楽しみにしている事かぁ私は夜寝る前にここに来て読みながらぐっすり眠る事ですかねぇ。もう最近はこればっかりですよっなので携帯がぁぼっしゅ〜の危機だぁぁぁぁぁ〜(泣)誰か助けてぇ〜グルさんはオスマンとかトントン一緒にて感じに遊んだりお茶会みたいな感じで (2020年1月18日 23時) (レス) id: 43afff88bf (このIDを非表示/違反報告)
ぽわふさ(プロフ) - wrwrd！好きさん» ありがとうございます！良かったです…！更新速度は相変わらず遅いですが、今作品をこれからもよろしくお願いします。 (2020年1月16日 7時) (レス) id: 82ace63b88 (このIDを非表示/違反報告)
wrwrd！好き - 初コメント失礼します！ 唐突ですがあなた様は、神ですか!! すっごく面白くて読んでて幸せな気持ちになりました!!この先も、無理のないように頑張ってください!!応援しています!!! (2020年1月16日 5時) (レス) id: 67e3f1b23a (このIDを非表示/違反報告)
ぽわふさ(プロフ) - 明桜さん» 他の生徒会メンバーの身長…いじり……いいですねぇ(￣▽￣)ありがとうございます！もっと楽しませられるよう頑張りますね！！ (2020年1月13日 10時) (レス) id: 82ace63b88 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽわふさ | 作成日時：2019年12月29日 0時
