40話 ページ40
『今日は一日強い雨が降るでしょう』
天気予報通り、雨がザーザーと降っている。
空は雲に覆われていて、今までと比べて外が暗い。
母から「傘を持っていきなさいよ」と言われ、玄関付近の傘立てから傘を取り、学校へ向けて歩き出す。
「今日が雨なのは分かってたけど…風も強いなんて聞いてへんよ…」
傘が吹き飛んでしまうくらいに風が強い。
こんな雨の中、傘をささないわけにもいかない。
走るのは嫌なんだけどなぁ。なんて思いながら、走って学校へ行こうとしている時。
rb「おっ…と」
曲がり角でお互いに姿が見えず、ぶつかろうとしたロボロ君がいた。
ぶつかる前に足でブレーキをかけて、ギリギリの所で止まった。
rb「ごめん、大丈夫？Aちゃん」
「なんとか」
少し息が上がっているロボロ君。
恐らく家から走ってきたんだろう。
rb「せっかくやし、学校まで一緒に行かへん？」
「ええよ」
この雨風の中、歩いて学校まで向かう。
もうすぐ着くので走る必要はないだろう。
あ、そういえば聞きたいことあったんやった。
「ねぇ、ロボロ君ってこの間食堂で女子に囲まれてなかった？」
ショッピ君が囲まれる前に囲まれていた、あの背の低いのが印象的だった男の子。多分あれはロボロ君だろう。失礼だけど。
rb「えっなんで知っとるん？」
「だって食堂に居ったもん」
「ちょっと背が低かったとか思ってないよ」と付け加えて言うと、
rb「最後の一言要らんわっ！」
とするどいツッコミを入れられた。
………そのあと、「Aちゃんも言えんやろ」と付け加えられた。
あのロボロ君に。
「その言葉、ブーメランしてやるわっ！」
rb「そう言いつつも俺より低いやんけ」
「そんなことは断じてないっ！」
rb「じゃあ何センチや？」
ニヤッとした顔で言われる。
そもそもロボロ君と私は横に並んでも身長変わらないくらいだ。数値化してもあんまり変わらないと思う。
でも私はロボロ君より高いに決まってるさ！
「150センチ」
rb「…俺も150センチやん！！」
※ホビットなどと言われている彼も、この小説の中では150センチあるようです。驚きですね。
「まぁそんなとこだろうとは思ってたさ…」
rb「俺だってもっと背が高くなりたいんや…」
今日はロボロ君も私もテンション低めで校内に入っていった。
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ぽわふさ(プロフ) - 寝る前にここに来られるんですか…！ありがとうございます…！！携帯没収はやばいっすね( ´-` lIl)なるほど…了解しました！そうなるようなるべく努力します！ (2020年1月19日 0時) (
レス) id: 82ace63b88 (このIDを非表示/違反報告)
明桜 - 最近楽しみにしている事かぁ私は夜寝る前にここに来て読みながらぐっすり眠る事ですかねぇ。もう最近はこればっかりですよっなので携帯がぁぼっしゅ〜の危機だぁぁぁぁぁ〜(泣)誰か助けてぇ〜グルさんはオスマンとかトントン一緒にて感じに遊んだりお茶会みたいな感じで (2020年1月18日 23時) (レス) id: 43afff88bf (このIDを非表示/違反報告)
ぽわふさ(プロフ) - wrwrd！好きさん» ありがとうございます！良かったです…！更新速度は相変わらず遅いですが、今作品をこれからもよろしくお願いします。 (2020年1月16日 7時) (レス) id: 82ace63b88 (このIDを非表示/違反報告)
wrwrd！好き - 初コメント失礼します！ 唐突ですがあなた様は、神ですか!! すっごく面白くて読んでて幸せな気持ちになりました!!この先も、無理のないように頑張ってください!!応援しています!!! (2020年1月16日 5時) (レス) id: 67e3f1b23a (このIDを非表示/違反報告)
ぽわふさ(プロフ) - 明桜さん» 他の生徒会メンバーの身長…いじり……いいですねぇ(￣▽￣)ありがとうございます！もっと楽しませられるよう頑張りますね！！ (2020年1月13日 10時) (レス) id: 82ace63b88 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽわふさ | 作成日時：2019年12月29日 0時
