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「(間に合わなかったッ…!)」
目の前に広がる惨劇が激しい戦闘だったのだと物語る。周りの木々は切り付けられていたり、枝は折れていた。
ーー時は数刻前。お館様に夜呼ばれた。
柱合会議に使われるあの庭に向かうと、悲鳴嶼が先に到着していた。耀哉は庭の方を見て縁側に座っている、その横に見覚えのある鴉が立っている。
悲鳴嶼と不死川はその後ろの畳の所に跪く。
「Aの鴉から連絡があった。Aは応援はいらないと言っているみたいだけど二人に任せてもいいかな。」
Aの場所はここの鴉が知っている。と二人の方に向く。Aに限ってそんな事にはなっていないと思うが、念の為に向かって欲しい。
「御意」
そして冒頭に戻る。
その場所は木が守るように真ん中は木が生えていない丸い空間が広がっている。その真ん中にボロボロのAとAの着る羽織と対になっている羽織が落ちていた。
Aは身体には切り傷や深い傷があるが、五体満足なだけマシと思える程の惨状であった。
隣に落ちていた対の羽織を持ち、Aを抱き抱え蝶屋敷へと向かった。
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冴輝(プロフ) - 小雪さん» 誤字の連絡ありがとうございます。宜しければどこの部分に誤字があったか教えて頂けますか? (2020年4月21日 18時) (レス) id: cfad016dbd (このIDを非表示/違反報告)
小雪 - 陰(いん)でわなく隠(かくし)だと思います。後処理隊は (2020年4月21日 17時) (レス) id: 348cf1e7b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:冴輝 | 作成日時:2019年10月4日 4時