16 音柱 ページ18
俺は落ちた体力を戻す為に鍛錬をしていたのではなかったか？何故、派手が口癖の派手な男に俵持ちで担がれているんだ？
｢何故！そして速いんだけどぉおおおお！！｣
｢お前を派手に見かけたからな！｣
ギャーギャー言い合っている間に屋敷に着いた。
ここはどうやら音柱 宇髄天元の屋敷のようだ。
担がれたまま屋敷の中へと入り三人の女性達に迎えられる。
｢天元様おかえりなさい｣
｢降ろせ！｣
背中を蹴り手が離れた所で地面に着地する。
何故柱は皆身長高いのか糞羨ましいかぎりで！
成長期に災いあれ！
｢ええっと…それであんたは…｣
｢派手に忘れてたぜ！音柱 宇髄天元だ｣
見た目の体格よりも素早い動き、鬼殺隊の前に何かをしていたのか…。ただ、それがなんなのかは見た目と視た目ではわからなかった。
｢貴方が…ということはこの三人の女性は貴方の継子？｣
三人の女性に目を向けるが、視た感じ全集中の呼吸をしているようには見えない、しかし体は鍛えているようだ。ということはまだそこ迄の修行を終えていないということなのか？いや…でも…。
｢俺の三人の嫁達だ！｣
｢は？嫁…？三人……？｣
はんさむでいけめんだったらお嫁さんも三人娶る事が出来るのか、いけめん凄…。
｢嫁にお前の話をしたら会ってみたいと言ってな。｣
お前の実家の事までは話していないと耳打ちした。
まあ…話されたら話されたで困るんだけど…。
『え？なんで家の事知ってんの？』
『お前が寝て暫くしてお館様から聞いた』
互いに耳打ちで話す。はぁ？聞いてない！耀哉め！
｢可愛いー！！目が大きい！｣
｢甘い物が好きなんだよね！沢山用意したから食べてってね！｣
｢……。｣
最後の女性には優しい頭を撫でられた。
最近女性と言ったらあまねかその子供達、そして甘味処のおばちゃんと蜜璃としのぶしか関わり無かったから…どうしたらいいのかわからないAはたじたじになりながらしい。三人のお嫁さんにされるがままだった。
三人に引っ張られるように家の中に入り、用意してあった甘味を食べながら五人で色々な話をした。
影の呼吸、習得したんだろ？付き合えよ。と天元に言われ手合わせをした。
柱との手合わせでまだ習得したばかりの呼吸と万全ではない体でよく柱と戦えたもんだと自画自賛をしておく。
三人のお嫁さんと天元と別れ、産屋敷邸の自分に宛てがわれた部屋へ戻る。
｢(修行も終わってここに居候したままでいいのだろうか…)｣
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冴輝(プロフ) - 小雪さん» 誤字の連絡ありがとうございます。宜しければどこの部分に誤字があったか教えて頂けますか？ (2020年4月21日 18時) (
レス) id: cfad016dbd (このIDを非表示/違反報告)
小雪 - 陰(いん)でわなく隠(かくし)だと思います。後処理隊は (2020年4月21日 17時) (レス) id: 348cf1e7b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：冴輝 | 作成日時：2019年10月4日 4時
