私の存在意味【ＨＱ！】２

８５-研磨- ページ45

友「・・・もうきてもいいよ」

友希が声をかけ、みんなが流れるように食堂に入る
名前を見ると、友希の腕の中で寝ていた

友「・・・烏野の皆さんには、名前を守れる覚悟がありますか」

思い声で問いかける
どれほど名前のことを思ってるか
その感情が声に表れてた

日「そんなの・・・あるに決まってんだろ！」

田「そうだ、なに今更なこと言ってんだ！」

澤「俺たちは、もう‘仲間‘だ
名前がそう思ってなくても、いつか信じさせてみせる」

頼もしいな
普通の人なら呆れるレベルなのに
翔陽達は、見捨てることをしない

なら、俺達も言うべきだ

研「・・・ねぇ」

友「なに？」

研「・・・友希が言ってることは正しいと思う
でも、それは友希も言えるんじゃないかな」

友「っ！」

図星
名前のこと話してるときに言ってた
‘‘同じ人間の集まり‘‘って

黒「そうだ、友希もいつか、頼ってくれよな」

友「っ、ありがとう、ございます・・・」

夜「泣かない！大丈夫だから、な？」

友「はいっ」

月「はいはい、名前回収するよー」

月島が名前を持ち上げ、部屋に向かう
それを追うようにみんなも帰ってく

研「友希、戻ろう」

友「うん」

今日、また一つ、お互い近付くことができたんじゃないかな

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