１話 ページ1
国見side
及川「これ手作り〜？まじで
ありがとう〜」
モブ「い、いえ！そんな//」
視界の端に映るは何やら
手作りのお菓子を貰って喜んで
いる及川さんと
顔を赤く染めながら嬉しそうに
微笑む及川さんのファンであろう
女子
もし俺があれだったらと思うと
ゾッとする
だって、めんどくさいじゃん？
あーいうのが1番、恋愛とかあの人
がかっこいい、俺の場合可愛いか
まぁそんなこと絶対思わないし
有り得ないけど
国見「あの人よく飽きないよね」
金田一「そうか？俺はかっこいいと
思うけどな」
お前及川さんのファンだもんね
目大丈夫？耳鼻科行ったほうが
いいんじゃ…
金田一「国見、全部声に出てる」
国見「ごめん無意識」
丁度及川と目が合ってニコッと
されたからムカついた
夢主side
「食べて！」
国見「やだ」
「か〜〜やっぱりかぁ」
今日も大好きな彼に食べて欲しくて
自慢のお菓子の手作りを国見に
渡したんだけど
相変わらず食べてくれないし
受け取ってくれることすらしない
ほんと冷たいんだから
でもそんな所も好き
なんてね、へへへへへ←
国見「毎日毎日、懲りないの？
あんた」
「うん！国見君が食べてくれるまで
私絶対諦めないし！諦めたらそこ
で試合終了だぞ？」
国見「暑苦しい」
「ガーン！」
私の手元にはお菓子が入った袋
国見君はそれを無視して教室を出る
「はぁ…しょうがない、次々」
バシッと頬を叩いて私は
また笑顔を作った
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作者名：さき | 作成日時：2017年8月21日 7時
