音羽先生の彼女 (ページ18)

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外に出てERカーの所まで戻ると、スーパーアンビュランスに救護テントが幾つもできていた

徳丸くんはスーパーアンビュランスに大興奮

徳「左右のボディを開くとベッドを8床揃えた救護テントになるんですよ！」

と、ミンさんに熱く語っている

すると、

徳「A先生、あれ！」

振り返ると、

白「A！」

藤「すごいことになってるなー」

冴「トリアージは終わってますか？」

救命時代の同期の白石・藤川・冴島さんだった

徳「うわっあれが救命医療先駆けのドクターヘリ・・・」

ミ「お知り合いですか？」

『昔の同期。腕はいいよ～。白石、赤タグテントにうちのチーフがいる。そこで指示もらって。藤川と冴島さんは黄色タグの処置が足りない。急変して赤タグになるかもしれないから行って』

白「わかった」

藤「おう！あれがERカーかぁ・・・俺も乗ってみた冴「余計なこと言わない！早く行きますよ」はいっ」

相変わらずだなーと微笑ましくなる

ミ「A先生！頭部外傷です！お願いします！」

『今行きます！』

そこからは消防庁・警察・医療が足並み揃えて救助や処置に当たる

『ふぅーっ』

夏「赤タグの患者、後はヘリ搬送のみで終わります」

比「黄色タグも終わったと報告が」

白「よかった・・・」

喜多見チーフは白石たちに向き直る

喜「いや～皆さん処置も診断も早くて助かりました。さすが、A先生の同期ですね」

白「私たちは怖い上司にしごかれましたから。この患者さんは責任持って搬送します。A、またね」

『ありがと。また呑もうね』

そう言ってヘリを見送った後、新たな爆発音が響き渡る

事故現場へ向かい、喜多見チーフが千住隊長に声をかける

喜「千住さん！何があったんですか？」

千「また新たな爆発が起きた」

喜「中に人は？」

千「ウチの隊員が・・・生存者の最終確認をしていた」

『連絡の取れなくなった方は？』

「隊長！根津と連絡が取れません！！」

その言葉に「行きましょう」と走り出そうとする喜多見チーフ

千「ダメだ！建物内はガスの噴出が止まっていない！またいつ爆発するか分からない。３次災害を防ぐ為に、各隊員はその場で待機」

その言葉に耐えるように隊員たちは「了解」と返事をする

すると喜多見チーフは夏梅さんからバックを取り走り出そうとしていた

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作者です！昨夜、14話の非公開のチェックを外し忘れました(^_^;)すみません