最強呪術師は嫁に甘い ２

指導者は優秀 ページ28

『っていうことがありまして・・・』


2日後、硝子先輩に呼ばれて処置室に来て先日のことを話していた


硝「ふーん、あんたも何だかんだ五条のこと好きなんだね。っていうか、電話だけでそんなに悩むとか幾つなのよww結婚決まったとき、マリッジブルーで私の部屋でしくしく泣いてたのにねー」


『懐かしいですねwwあの時飲んで忘れろって言われて無理やり飲まされて、急性アル中になりかかけたの今でも忘れてませんよー』


硝「それは限定のお取り寄せスイーツでチャラにしたでしょうが」


『そうでしたっけ・・・で、私は何で呼ばれたんですか？』


硝「虎杖たちが対峙した人間だけど、遺体を回収させて調べたらこれが・・・」


そう言って解剖結果の資料を見せられる。そこに書かれていたのは、悠仁と野薔薇が撃破した遺体は交流会の時に盗まれた受胎九相図の呪肉体だったとのこと。


『じゃあ、あの子たちは全員特級相当の敵を撃破したと・・・？』


硝「ま、そうなるね。あんた急いで帰ってこなくてもよかったんじゃない？まぁすぐにケガは治せたから結果オーライだけど」

その情報をすぐに悟に連絡する


悟「あ、Aー？添付ファイルみたよ。特級相当を撃破とは今年は豊作だねー。僕たちの指導者としての腕がいいのかなー？」


『かもね。あ、歌姫先輩と無事に会えたよ』


悟「飲み会の幹事見つかった？」


『・・中々いい人いないから、思い切って学生にも声かけたらって言っておいた。ついでにその候補者もね』


悟「・・りょーかい♪一応歌姫に引き続き声掛けしてもらうよう言っておくよ。今夜帰るからね♡」


『うん、待ってる』


これで悟にも内通者の件は伝わったはずだ。






その夜


悟「たっだいまー！！Aー！！僕が帰ったよー♡」

とんでもないテンションでリビングに入ってくる悟。術式使ってるんじゃないかって速さで目の前に来たかと思えば、思いっきり抱きしめられる


悟「あぁーAだぁ・・♡この抱き心地といい、シャンプーの匂いといい、全部がAだぁ・・幸せー・・」


『なんかよくわからないけど、お帰り(o^―^o)待ってたよ』


悟「やっぱりお家に帰って愛する妻がいるっていいよねー・・A、こっち向いて」

何となく予想できたが、やっぱりキスの雨が降ってくる。


『んっ・・・ちょ・・長い・・』


出張から帰ったらいつもこんな調子だが、少しだけ嬉しいと思っているのは内緒・・・

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