第45話 ページ47
翌朝
『…ん…』
寂「…おや、目を覚ましたかな？」
目を覚ますと私は明るい病室にいて、目の前には寂雷さんの顔が見えた
寂「…おはよう、Aちゃん…」
『…寂雷、さん…？
…私…どうして、ここにいるん、ですか…？』
昨日眠る前、私は一二三さんと独歩さんと一緒に対話室にいたはずだった
けれど昨日の記憶は曖昧で、一二三さん達に会った事は覚えていたけれどそこでどんな話をしたのか、何をしたのかは何も思い出せなかった
私、いつから眠っているんだろう…？
どうして私は病室にいるんだろう…？
寂「…昨日の事、何も思い出せないのかい？」
『…あまり、思い出せません…』
寂「…そうかい…」
寂雷さんは少し困ったように笑っていた
寂「昨日ね、一二三君や独歩君と会ってから少ししたらAちゃん急に眠ってしまったんだよ
…最近外に出る練習をしていたから疲れていたのかもしれないね」
『…そう、だったんですか…？』
寂「うん…
一二三君や独歩君も君が急に眠ってしまったから心配していたよ
私がAちゃんを病室に連れて行ってから帰ってしまったけど…
Aちゃんは元気だよって後で伝えておくね」
『…はい…すみません…』
私は昨日の出来事が何も思い出せなかった
昨日は朝、何をしていたっけ
昼は何をして過ごしていたんだっけ
夕方に一二三さんと独歩さんに会った時、何をしていたんだっけ
何も、思い出せない
寂「…良いんだよ、これは仕方のない事だからね
さて、今日はまだ疲れているだろうし1日ここで休んで過ごそうね
明日になったらまた病院の外に出る練習をしよう？」
寂雷さんはそう言っていつもみたいに笑って私の頭を撫でてくれた
『…はい…分かり、ました…』
私はそれを受けて笑顔でそう答えた
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ユウ(プロフ) - ショコラさん» ショコラ様、いつもありがとうございます！話がなかなかまとまらない自信がありますが頑張って更新していきたいと思っていますのでどうか見守っていただけますと幸いです。これから宜しくお願いします！ (2020年4月9日 6時) (
レス) id: 9c53f129ea (このIDを非表示/違反報告)
ショコラ(プロフ) - 新作、おめでとうございます！前回の左馬刻様のお話、最高でした！新作が出てくるのを楽しみにしてました！応援しているので、頑張ってください！(*≧∀≦)人(≧∀≦*)♪ (2020年4月9日 3時) (レス) id: 66813c167e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユウ | 作成日時：2020年4月8日 11時
