第28話 ページ30
病室に戻った後、私は朝ごはんを食べながら寂雷さんと少し話をしていた
寂「そうそうAちゃん
学校へ行くようになったらね、まずは学校の保健室で過ごしてもらいたいと思っているんだ」
『…保健室…?』
寂「うん
初めから普通の教室だとAちゃんパニックになっちゃうと思うから…
保健室は静かだし、あまり人も来ないよ
だからAちゃんもそこなら過ごしやすいと思うんだ」
『…そう、なんですね…』
寂「そこでね、保健室の先生に今度会ってみてもらいたいんだ
今週中にでも呼んでみようと思うんだけど…どうかな?」
寂雷さんは困ったように笑いながらそう聞いてきた
この調子だと私が小学校まで行けるようになるのがいつになるのかは分からない
けれどいつか通えるようになった時に突然知らない人が私の世界に増えるのは確かに怖いと思う
『…分かり、ました…』
そう言うと寂雷さんは「良い子だね」と言って笑って私の頭を撫でてくれた
寂「じゃあ、学校の先生に連絡しておくよ
会う日が決まったらAちゃんにも伝えるね」
そう言って寂雷さんは病室を去って行った
83人がお気に入り
「ヒプノシスマイク」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ユウ(プロフ) - ショコラさん» ショコラ様、いつもありがとうございます!話がなかなかまとまらない自信がありますが頑張って更新していきたいと思っていますのでどうか見守っていただけますと幸いです。これから宜しくお願いします! (2020年4月9日 6時) (レス) id: 9c53f129ea (このIDを非表示/違反報告)
ショコラ(プロフ) - 新作、おめでとうございます!前回の左馬刻様のお話、最高でした!新作が出てくるのを楽しみにしてました!応援しているので、頑張ってください!(*≧∀≦)人(≧∀≦*)♪ (2020年4月9日 3時) (レス) id: 66813c167e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ユウ | 作成日時:2020年4月8日 11時