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第5話 ページ6

しばらく待つと店員らしき女性に案内され、俺らはそのカフェの窓際の席に座った


そして店員からメニューを渡され、俺らはそれに目を通し始めた


乱「わぁ〜!全部おいしそ〜っ!

どれにしよっかな〜…」


一「俺これにしよっかな!」


乱「えっ決めんの早っ!待ってよ〜」


一「ゆっくりで良いぜ?

…ルークはどれにするか決めたか?」


『…』


俺はメニューとにらめっこしながらどれにするべきか決めていたが、そもそもパフェを口にしたこともなく、また嫌いな食べ物や好きな食べ物もよく分かっていないためどれを選んで良いものか困っていた


乱「ん〜じゃあさっ!ここに書いてある星座で決めたらっ?

ルーク12月生まれだし射手座のやつにしなよっ!」


飴村乱数はそう言いながらメニューに書かれている一つのパフェを指差した


『…じゃあそれで』


そう答えると飴村乱数は満足げに笑い、「僕も誕生月のやつにしよっと」と言い、メニューを決めた


そして店員を呼び、俺らは各々のパフェを注文し、それが来るまで待っていた


乱「そーいえばさルーク、左馬刻とはどうなのよ?」


飴村乱数は突然そんな事を聞いてきた


『どうって…何が…』


乱「だってぇ〜…18日デートして来たんじゃないの?

ね、何か言われたりしてないの?教えて教えてっ!」


一「え、お前左馬刻とデートしたのか?」


『…デートじゃねぇよ…』


乱「ね、18日の事教えてよっ!

…愛の告白とかされたんじゃないの?」


『な…っ…!

…いや…まぁ…』


一「え、されたのか!?」


乱「されたんだぁ〜っ!ニヤニヤ

ね、詳しく聞かせてっ!」


俺が言い淀んだせいか、2人は12月18日の出来事に変に興味を持ったらしく、俺に問い詰めるようにそう聞いてきた


『…まぁ…

…けど…あれは愛の告白ではないと思うぞ…』


俺はそう答え、12月18日の出来事を2人に話し始めた

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作者名:ユウ | 作成日時:2020年3月17日 21時

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