I am－－－－ (ページ24)

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第23話ページ24

『…で、あんたは何者だ？』

俺は白膠木簓と躑躅森盧生の話を聞き終え、俺をここへ連れてきた張本人である天谷奴零にそう問うた

零「何って…別に一般人だよ」

簓・盧「嘘つけぇ！」

『…仲間にすら言われてるじゃねぇか』

零「ハハッ！参ったなぁ…

まぁ君、コナー君の店で働いてるんだし社会の暗い部分の事も分かるんだろ？

…俺は人を騙して金取る仕事してるんだ」

『…詐欺師って事か』

確かに俺の働く店には情報を求めて社会的に正義側の人間も悪側の人間もやって来る

そのため悪側の人間にどういった人間が存在するのかも何となく知ってはいた

零「おいおいルーク君…記憶無いのにそんな物騒な言葉は知ってるのかよ…」

『…悪かったな』

簓「…てか何でそない言葉知ってるん？もしかして危ない仕事してるん？ルーク」

『…俺は別に…』

零「ルーク君は知らねぇが、まぁコナー君のお店は普通のバーじゃねぇよ

危ない奴もいっぱい来るだろうねぇ…」

盧「…気い付けぇよ、ルーク？」

『…どうも』

そう言いつつ俺は見慣れない料理を口に含み、酒を飲んだ

『…で、あんたらどういう集まりなんだ？

仕事も全然違うし…見た感じ歳も離れてるように見えるが…？』

俺がそう問うと、白膠木簓はニコリと笑いながら俺にこう答えた

簓「俺らはなぁ、

オオサカディビジョンでラップのチーム組んでるんよ」

『…ラップの…チーム？』

その言葉を聞き、あることを思い当たる

もしかしてこいつら－－－－

『…まさかあんたら

…ヒプノシスマイクの使い手か？』

そう問うと、3人は驚いたような顔をして俺のことを見た

簓「ルーク…ヒプノシスマイクのことは分かるん？」

驚いた顔をしつつ、白膠木簓はそう問うてきた

『まぁな…知ってるし色々それに巻き込まれた事もあるから…』

俺がそう答えると、躑躅森盧生は俺の顔を見て、静かにこう言った

盧「せやったんか…

…お前の言う通り、俺らもヒプノシスマイクの使い手や

ほんで、

－－－－オオサカでディビジョンバトルしとる」