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第14話 ページ15

簓side


ピロン…


簓「…ん〜?…何や…?」


自分のスマホが鳴り、俺はその音で浅い眠りから目を覚ました


簓「…まだ4時やん…周り真っ暗やで…」


スマホに映された時刻と部屋の暗さからそんな事をぼやきつつ、俺は自分のスマホを開き、誰からの連絡かを確認する事にした


今日は朝から東京でお笑い番組の収録があり、そのためテレビ局近くのホテルに前日入りし、収録に備えていたのである


確かに収録に間に合うようにするためにそれなりに早起きが必要ではあったのだが、いくらなんでも4時は早すぎる


そう思いつつスマホを開くと−−−−


簓「…あん?零?」


それはチームメイトの1人−−天谷奴零からの連絡であると分かった


簓「…何やねん、こんな時間に…?」


そう独り言ちながらチャットアプリを開くと、そこにはこう書かれていた


零「

おはようさん

収録終わったら飯行くんだろ?

1人追加しても良いか?




簓「…?」


それはチームのグルチャに書かれたメッセージで、俺と盧生の2人宛に届けられたものだった


ところでもう1人のチームメイト−−躑躅森盧生は明日が休日であるため、明日チームメイト全員で東京観光しようと約束し、夕方から俺らに合流し、今日は俺の収録が終わったら皆でご飯でも行こうという話になっていた


簓「1人追加、って…

俺は別にかまへんけど…

…零の知り合いかなんかかいな…?」


そう疑問を抱きながら独り言ち、「かまへんよ」とだけ返信する事にした


簓「ちゅーか朝早すぎるねん…

起きてもうたしもう着替えるか…」


そしてスマホを閉じてベッドから起き上がり、収録に向け準備を整え始める事にした

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作者名:ユウ | 作成日時:2020年3月17日 21時

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