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第1話 ページ2

俺が目を覚まして1年経った便宜上俺の誕生日に当たる日、12月17日


その日は仕事だったため、俺の働いているbar.persosで多くの知り合いからプレゼントをもらい、仕事が終わった後に碧棺左馬刻に「ホテル」という建物に連れて行かれ、その翌日にヨコハマの観光スポットへ連れ回されて過ごした


それから少し時が過ぎ、気付けば年末、そしてクリスマスと呼ばれるイベントのため、町は華やかさと騒々しさを増していた


そして今日はというと−−−−


一「おっす!ルーク!」


乱「やっほ〜☆ルーク!」


『…どうも』


山田一郎と飴村乱数に誘われ、俺はイケブクロへと来ていた


『何しに行くんだ…?』


一「ラノベの新刊買いてぇからメイト行こうと思ってよ!

ついでだからお前の事誘おっかなって思って声かけたんだ

お前、この辺滅多に来ねぇだろ?」


乱「僕は一郎からルーク誘うって聞いたから来ちゃった☆

別に良いでしょ?ねっ、ねっ?」


『…ソーデスカ』


どうやら買い物ついでに俺を誘ってくれたらしい


それにしても…


『ラノベ…メイト…?

何だそれは…?』


この1年色々あったおかげで多くの事を知ったとはいえ、記憶のない俺は未だに聞き慣れない言葉が多くある


一「え、嘘、知らねぇの?

なら行ってからのお楽しみって事で!」


乱「行こっルーク!」


2人にそう言われ、俺はその2人に続いて人混みに溢れるイケブクロの街を歩き始めた

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作者名:ユウ | 作成日時:2020年3月17日 21時

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