第40話 ページ42
彼女らの掛け声とともに、俺の視界はみるみる変化していった
まず、燃え盛っていた研究所は火が消え、焦げて落ちそうになっていた床や柱はみるみる元の姿へ戻っていった
そして再度火をつけようと試みる鉄巨人に対し、背の小さい女の子が剣で制し、戦っていた
?「…っはぁ…なかなかやるでありますね…
カリオストロ殿!そろそろトドメを刺すであります!
手伝っていただけるでありますか!?」
?「任せとけって!
−−−−そらっ!」
掛け声とともに、鉄巨人は氷のようなもので覆われ、動かなくなった
そして、剣を持った背の低い女の子に突き刺され−−−−
鉄巨人は、まるで粒子が散るように消えていった
『−−−−!?』
その様子を俺はただ声も出せずに見つめているばかりであったが、やがて我に帰り彼女達を見た
そして、彼女達に声をかけた
『…君たち、いったい何者だ…?
あの鉄巨人を倒して…それに研究所も元どおりで…
これは一体…』
そう話しかけると彼女達は俺の声に気づき、狼狽した様子で
?「!?
な、な、我々、今話しかけられたでありますか!?」
?「そのようだなぁ…
ってことは、オレ様達のことが見えてるってことか?コロッサスも含めて」
そう話していた
そして、
?「も、も、もし我々が見えているならば…
け、怪我はしていないでありますかっ!?
それに火傷も…」
そう話しかけられたので
『…あぁ、大丈夫だ
助けてくれたこと、感謝する』
そう答えた
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ユウ(プロフ) - セツナさん» 作品に目を通していただき、ありがとうございます!セツナ様のお気に召すような展開に今後なっていくかは分かりませんが…今後とも目を通していただけますと幸いです。完結まで長くなりそうですが今後とも是非宜しくお願いします! (2020年3月5日 1時) (レス) id: 9d1d0ddeab (このIDを非表示/違反報告)
セツナ - こういうお話探してました…どストライクです…!読むのがもったいなくてちまちま読んでます(*´∀`*) (2020年3月4日 1時) (レス) id: bda4b449a8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ユウ | 作成日時:2020年2月22日 20時