第35話 ページ37
彼らはジータの声に気がつくと、ジータの周りに寄り、「怪我はないか？」「心配かけたな」「俺らも探してた」などと声をかけ始めた
『…あの人たちも君らの仲間か？』
ビィ「あぁ！ランスロットにヴェイン、パーシヴァルにそれからジークフリートだ！」
さっきジータが、どこかの国の騎士だと言っていた人たちか
俺はそれを聞き、その騎士達に近づいた
『…あの、助けていただいたようで…ありがとうございます』
ランスロット「…お怪我はありませんか？
ご無事なら何よりです
…それにしても」
そうランスロットが話しかけたところで、別の人間が割って入ってきた
パーシヴァル「…あんたには、俺らやリヴァイアサンが見えるんだな」
『…え？あ、はい、まぁ…』
ジークフリート「…なるほど、それでジータ達と共に…
危険な目に遭わせてすまなかった」
ヴェイン「団長ちゃんから聞いたぜ、あんた、団長ちゃん達のこと助けてくれたんだろ？
怪我してなくて本当に良かった…！」
安心しきったような顔で4人の騎士は俺を見た
ジークフリート「先にヴェインが言っていた通り、団長から話は少し聞いた
貴殿はこの世界に迷い込んで右も左も分からない団長とルリアに声をかけ、助け、今日まで気にかけてくれたと…
うちの団長が世話になったな、感謝する」
パーシヴァル「俺らも団長のことは探していたが周りの人間には俺らが見えていないみたいで声もかけられなかった…
こんなところで団長と会えるとは思っていなかったが…こうして再開できたのもあんたのおかげだ、感謝する」
そう言い今度は俺が騎士達に礼を言われた
別に俺はそんな大層なことをしたつもりもなく、ジータ達を拾ったとはいえ命を助けたりしたわけではなかったため、なんだか申し訳ない気持ちになってきて、
『…あなた方が俺にしてくれたことに比べれば…そんなの大したことじゃないです…』
そう答えた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 32人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ユウ(プロフ) - セツナさん» 作品に目を通していただき、ありがとうございます！セツナ様のお気に召すような展開に今後なっていくかは分かりませんが…今後とも目を通していただけますと幸いです。完結まで長くなりそうですが今後とも是非宜しくお願いします！ (2020年3月5日 1時) (
レス) id: 9d1d0ddeab (このIDを非表示/違反報告)
セツナ - こういうお話探してました…どストライクです…！読むのがもったいなくてちまちま読んでます(*´∀｀*) (2020年3月4日 1時) (レス) id: bda4b449a8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ユウ | 作成日時：2020年2月22日 20時
