第17話 ページ19
『はぁ〜…疲れた…』
2日分の実験を1日でこなすものではないな、と思う
昨日休んでしまった分、仕込んでいた反応を止め、新たに反応を仕込み、サンプリングをし、…などと1日にやることを多く詰め込みすぎ、俺は完全にくたびれきっていた
『あの子達…ちゃんと帰ってきてるかな…』
そんなことを思いながら俺は家に帰ることにした
アパートへ戻ろうとすると、駐車場のところでジータたちに会った
『…おう、今帰ったのか』
ル「輝さん!お仕事、終わったんですね…おかえりなさい」
『夜遅くまで出歩くなって言っただろ…それに…』
そう話しかけている途中で、別の人物に俺は話しかけられた
隣人のおばあさんである
婆「あら輝ちゃん、今帰りだったの?おかえりなさい」
『あぁ、ただいま、おばあちゃん』
婆「…輝ちゃん、疲れているのかい?」
『まぁ…ちょっと仕事が忙しくて…でも、どうして?』
婆「いやぁね、輝ちゃんが突然空に向かって話しかけていたからさ」
『…あぁ、えっと、この子たちは…』
そうだ、まだ誰にも彼女たちを部屋に入れていることを言っていない
怪しまれないように紹介しようとしたが、おばあちゃんは怪訝そうな顔をしていた
婆「…輝ちゃん、見えない友達でも作ったのかい?
そこには誰もいないじゃろ?」
『…は?』
婆「…お仕事大変なのはわかるけど、あまり無理せんでねぇ?
じゃ、おやすみね、輝ちゃん」
そう言うとおばあちゃんは去っていった
ジ「輝さん!あの−−−−」
俺の頭は混乱していた
そして、
『…どういう、ことだ…?』
確実に今目の前にいるはずのジータに、こう言っていた
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ユウ(プロフ) - セツナさん» 作品に目を通していただき、ありがとうございます!セツナ様のお気に召すような展開に今後なっていくかは分かりませんが…今後とも目を通していただけますと幸いです。完結まで長くなりそうですが今後とも是非宜しくお願いします! (2020年3月5日 1時) (レス) id: 9d1d0ddeab (このIDを非表示/違反報告)
セツナ - こういうお話探してました…どストライクです…!読むのがもったいなくてちまちま読んでます(*´∀`*) (2020年3月4日 1時) (レス) id: bda4b449a8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ユウ | 作成日時:2020年2月22日 20時