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第10話 ページ12

『…さて

町は何となく分かっただろう

仲間探しに行くなら道はわかるはずだ

…けど、小さい女の子が2人も外を出歩くのはあまり関心はしない

暗くなる前に絶対帰ってくること、それから天気の悪い日は外出歩かないこと、いいな?

合鍵は渡しておくから』


そう伝え、俺は家の合鍵をジータに渡した


ジ「ありがとう

じゃ、早速だけど探しに行こうかな

ここにいても迷惑だろうし…みんなのこと心配だから」


『えっ…もう行くのか?』


ジ「だって…みんなのこと心配だし…私これでも騎空団の団長だから…仲間の無事を確かめるのは当然の務めでしょ?」


『…若いのに逞しいのな…

いや、行くのは良いけど…気をつけろよ?

…ていうか俺もついていくわ、今日は仕事休みにしたし』


ル「でも、良いんですか…?

ご迷惑では…?」


『まぁ毎日は無理だが…女の子を危険な目に遭わせるわけにもいかないしな…』


ビ「わりいな、兄ちゃん」


彼女らにそう言われ、俺らは再び外に出ることにした



そして数時間後−−−−


気づけば夕方になっていた


ル「…見当たりませんね…

カタリナ…ラカムさん…みなさん無事でしょうか…?」


ジ「みんなどこにいるのかな…?

今日はもう諦めようか…」


彼女たちはそう言い、悲しそうな顔をしていた


それにしても…


『…ゼェ…ッ…君たち…体力あるんだね…ッハァ…ッ

つ、疲れた…』


普段化学者をやっている手前、外を出歩くことの少ない俺は完全に疲れ切り、そんなことを言っていた


彼女たちは何者なのか


なぜ、彼女たちはここへ来てしまったのか


どう、元の世界へ戻れば良いのか


これから考えることはたくさんあるなと思いながら、俺は彼女らを連れてアパートへ戻ることにした

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ユウ(プロフ) - セツナさん» 作品に目を通していただき、ありがとうございます!セツナ様のお気に召すような展開に今後なっていくかは分かりませんが…今後とも目を通していただけますと幸いです。完結まで長くなりそうですが今後とも是非宜しくお願いします! (2020年3月5日 1時) (レス) id: 9d1d0ddeab (このIDを非表示/違反報告)
セツナ - こういうお話探してました…どストライクです…!読むのがもったいなくてちまちま読んでます(*´∀`*) (2020年3月4日 1時) (レス) id: bda4b449a8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ユウ | 作成日時:2020年2月22日 20時

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