転校と介護と虐待…4 ページ5
「ついた…。」
いつもならウキウキだけど、今は違う。
出す足が重い。
「亜衣、大丈夫」
「おばあちゃんなのよ?あの。」
そう…だね。
おばあちゃんなんだもの。
私も信じないと。
+++++++++++++++++++++
そこからというもの、すぐ時は過ぎていった、
おばあちゃんは無事だった。
認知症だけど。
この辺りには老人ホームがないから、私たちがお世話することになった。
だから、私はここに引っ越した。
仕方のないことだった。
認知症なんだから。
でも、私は___________
あの、またねっていった、子と。
話せなかったんだ。
あんな、またねで終わるかもしれない。
そんなのいやだった。
引っ越す、それだけだったのに、「自分は恵まれてない」だとか、「私ってなんのためにいるんだろう?」とか、考えてしまう。
そんな自分をなだめる。
大丈夫。だってあの子と_______
またねって約束したんだから。
私はあの子を信じてる。
+++++++++++++++++++++
「い、行ってきます。」
私は、今日から学校に行く。
いわば転校生だ。
…緊張する。
はじめて、引っ越すのだから。
「初めまして、光風亜衣です。よろしくお願いします。好きなことは読書です。」
こんな感じでいいよね?
うぅ。大丈夫かなぁ。
つ、ついちゃった。
ガラッ
「え、えーと、引越してきた光風亜衣です。す、好きなことは読書です。よろしくお願いします…。」
「はい、光風亜衣さんです。そうね、あの子、ええそう松井さんね、その子のとなりよ。」
「はい。」
私はその、松井さんの隣へあるいていく。
「よろしく。」
「は、はい。よろしくお願いします。」
「今日はもう終わりよ。始業式だものね。では、さようなら。」
『さようなら。』
ふー。
よかった、変に思われてないよね?
+++++++++++++++++++++
「亜衣?」
ビクッ。
「ど、どうしましたか?」
「あんたも介護手伝いなさいよ。大変なんだからね?」
「は、はい。ごめんなさい...。」
「あー、もう。役立たずね…!役立たずは殴られてればいいのよ!」
ドンッドンッ
痛い、痛い、痛い…!!
お母さんは、介護が大変でおかしくなった。
イラつくたら、私を殴ったり蹴ったり。
なんで、私はこんな目にあうの…??
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♪稀小椎♪(mej)(プロフ) - あいの名字、城山です、 (2020年8月31日 11時) (レス) id: 4cf15cbb89 (このIDを非表示/違反報告)
♪稀小椎♪(mej)(プロフ) - 更新できません…。編集しようとしたら制限されました… (2020年8月31日 11時) (レス) id: 4cf15cbb89 (このIDを非表示/違反報告)
♪稀小椎♪(mej)(プロフ) - #よにん。@変人系カップル&シトラ教教組さん» ありがとうございます! (2020年8月6日 15時) (レス) id: 9bc1dae179 (このIDを非表示/違反報告)
#よにん。@変人系カップル&シトラ教教組(プロフ) - 面白い...好きです。応援しています! (2020年8月6日 15時) (レス) id: 0d817a7a19 (このIDを非表示/違反報告)
♪まれっち♪(プロフ) - みどりりみさん» ありがとうございます!ただの思いつきなんですよねぇ。ある動画みてたらいろいろ思いまして (2020年6月15日 14時) (レス) id: 9bc1dae179 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:♪稀小椎♪(mej) | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Marettidazezzz/
作成日時:2020年6月14日 21時