真の姿 ページ27
放課後、私とオケ部はいつも通りジェネ部屋へ来て雑談していた。
亜「あぁっ!!」
涼「!?」
龍「なんや急に!」
亜「Aもオケ部入ればいいじゃん!」
隼「何それ...」
亜「ん?」
隼「めっちゃいい!」
亜「だろ〜」
『え?いやいや、だってオケ部にはキラキラしてる人しか...』
玲「そんなの誰が決めたんだよ。」
『いや私が恥ずかしいっていうか...』
裕「じゃあAがもっと綺麗になればええやん。」
『簡単に言わないでよ、ってかもっとって何よ。』
裕「ほら、メガネ外して〜髪ほどいて〜」
涼「...え」
亜「A...?」
『な...に.....』
メガネと髪を元に戻された瞬間、皆が凍りついて私を見つめた。
やっぱり今までこの人達が見てきた女子には到底かなわなかったのかと落ち込んでいると__
龍「なぁA、今日 夜空いてへん?」
『なに、どしたの?』
玲「そういうの反則でしょ...//」
『顔赤いけど...』
亜「メガネかけてる時も顔立ち綺麗だな、とか思ってたけど...え?」
『皆何言ってんの?ボソボソ言わないでよ』
涼「だーかーらー、Aに見惚れてんの。」
王子様なセリフをサラッと言えちゃう涼太くんカッコよすぎ...なんて思ってる場合じゃなくて。
は?え?私が見惚れられてる...!?
『あは、あははっ...冗談よしてよ...』
亜「冗談じゃねーよ。」
『え?』
亜「もうこんな姿見たら、入ってくれないと許さねーから。」
涼「そうだよ。入ってくれるよね?」
ずんずん近づいてくる皆を前にして、首を横に振ることもできず 私は返事をした。
『.....は...い。』
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あおい(プロフ) - 早く見たくなりました (2019年6月19日 1時) (レス) id: 295447971a (このIDを非表示/違反報告)
いくら(プロフ) - ゆーしゃんさん» ありがとうございます。頑張ります! (2019年6月18日 14時) (レス) id: acf637b564 (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - 早く見たくなりました (2019年6月18日 12時) (レス) id: 295447971a (このIDを非表示/違反報告)
ゆーしゃん - すごい面白いです!更新頑張ってください!! (2019年6月17日 22時) (レス) id: 579758a02c (このIDを非表示/違反報告)
いくら(プロフ) - あおいさん» ありがとうございます!更新頻度は低いですが、これからもよろしくお願いします。 (2019年6月16日 22時) (レス) id: acf637b564 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:いくら | 作成日時:2019年5月15日 22時