大好きなキミとの日常 part2 ページ45
「おれのスマホケース、ボロボロになったから新しいの欲しいんだよね」
ポケットからスマホを取り出しながらサボが言った。
サボの言う通り、使い込まれたスマホケースはボロボロになっている。
「どんなの買うの？」
「んー…やっぱりシンプルなヤツかな〜」
そんな話しをしながら、私とサボは老若男女で賑わう雑貨屋さんへやって来た。
「ここなら、色もバリエーションも色々あると思うよ？」
「それにしても、人ばっかりだな！」
キョロキョロと辺りを見渡すサボ
「今日は日曜日だしね」
“それもそうだよな〜゛なんて納得しながら頷く
「サボ、ここにスマホケースいっぱいあるよ！」
私が指差した方を見て、サボは目を丸くした。
「へェ〜！こんなに種類があんのかァ〜なんか迷っちまうよなァ〜」
「ねえ、あたしちょっと向う見て来るね」
「おう」
スマホケースをあれこれ手に取るサボに声を掛けてから、私はアクセサリー売り場へ向かった。
本当は…
サボとお揃いのスマホケースが欲しいな〜とか思ったけど、お揃いにしても良い？なんて聞いたら重たそうだし…やめた。
あ…このピアス超可愛い！
青色のビーズと貝殻にイルカのついた、揺れるタイプのピアス。
海に行く時なんか着けたらきっと可愛いよね！
てか…私、ピアスホール開けてないじゃん。
ロー兄ィに開けてもらおうか？とも考えたけど、アイツの事だ！痛がる私を見て楽しみそうだ！って考えて、手にしていたピアスを元に戻した。
「なに見てんだ？」
好みのケースが見つかったのか、お店の袋を手にしたサボが私のいる通路とは反対側から顔を出した。
「良いの見つかった？」
「まあな！」
「じゃあ、そろそろ映画の時間だし行こっか？」
「だな」
お店を出ると、私達は映画館へ向かった。
前から観たいね！って話していた映画。
アクションありつつ恋愛要素もあって、楽しい時間を過ごした。
「映画面白かったね！」
「だな！やっぱりさ、ベロ．ベティが最高だよな〜！あの色っぽさとか良いよなァ！」
ニヤニヤ笑うサボ。
「…」
「ん？おいナナシ何急に黙ってんだよ？」
「色っぽさ…無くて、さ〜せん」
「色っぽさ無くても、おれはナナシが１番好きなのは変わらねェし、それと、これ！」
「あ…」サボが取り出したのは、私が見ていたピアスと、同じデザインのイヤリングだった。
「気になっていたんだろ？来週海に行く時着けて来いよ？」
サボの手が、優しく私の耳に触れた。
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＊初夏sora＊(プロフ) - ピーチさん» 一番右の☆を連打しながら、気長にお待ちしております!! (2017年9月21日 18時) (
レス) id: a5cdd38978 (このIDを非表示/違反報告)
ピーチ(プロフ) - ＊初夏sora＊さん» ありがとうございます！中々更新出来ず、お待たせばかりしていてごめんなさい(T_T) ボチボチして行くので待っててください！ (2017年9月21日 17時) (レス) id: 2db09af85d (このIDを非表示/違反報告)
＊初夏sora＊(プロフ) - ご自分のペースで構いませんので、お体に気を付けて更新頑張ってください！楽しみにお待ちしてます。 (2017年9月14日 18時) (レス) id: a5cdd38978 (このIDを非表示/違反報告)
ニコ - 終わりなら終わりとかいてください (2017年9月5日 16時) (レス) id: af17b70f51 (このIDを非表示/違反報告)
きのーご。(プロフ) - え、終わりですか？(TT) (2017年7月19日 19時) (レス) id: 12ff2cfc6a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ピーチ | 作成日時：2016年12月6日 21時
