大好きなキミとの日常 サボside ページ44
学校からの帰り道、ふと立ち寄ったペットショップ。
ナナシは、柴犬が入ったガラスケースの前から離れようとしない。
おれが隣にいるのに、おれの存在は今のナナシにとって、まるで空気のようだ。
目尻を下げて仔犬を見つめてニヤニヤする、おれの彼女。
おれにも見せた事が無い笑顔で、柴犬の仔犬を見つめていやがる…
この小さくて可愛いこの純粋無垢なヤツに嫉妬の炎を燃やすおれは…正直情けねェ男だ。
「抱っこしたいな〜出来るかなぁ？ねえ！サボ、店員さんに聞いてみようか！？」
そんなキラキラした目で見つめんな！
いいや！抱っこなんて出来ねェ！絶対に！絶対に！出来ませんように…！
仔犬に嫉妬するおれが…
「おっおう！聞いてみれば良いんじゃねェか？抱っこ出来ると良いな！」
なんて…心にもねェ事言っちまうじゃねェかよ…。
そんな、おれの心を知らずにコイツときたら
「すみませーん！この子抱っこ出来ますか？」
と、期待に満ちた顔してやがる。
本当にどうかできませんように…
抱っこなんて出来たら、ナナシのヤツ…永遠におれの方見てくれ無いんじゃないかって思う。
てか！おれっ！こんな嫉妬深くて寂しがりやの性格だったっけ！？
こんな性格に変えちまったのも、全部お前のせいだ…。
ふてくされて、そっぽを向いたおれに
「将来は、サボと一緒に犬が飼えたら良いのにね〜」
「！！！」
「……なっなーんつって！！」
小柴を抱っこしながら、照れたように笑うナナシの、頬に思わずキスした…
そんな放課後。
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＊初夏sora＊(プロフ) - ピーチさん» 一番右の☆を連打しながら、気長にお待ちしております!! (2017年9月21日 18時) (
レス) id: a5cdd38978 (このIDを非表示/違反報告)
ピーチ(プロフ) - ＊初夏sora＊さん» ありがとうございます！中々更新出来ず、お待たせばかりしていてごめんなさい(T_T) ボチボチして行くので待っててください！ (2017年9月21日 17時) (レス) id: 2db09af85d (このIDを非表示/違反報告)
＊初夏sora＊(プロフ) - ご自分のペースで構いませんので、お体に気を付けて更新頑張ってください！楽しみにお待ちしてます。 (2017年9月14日 18時) (レス) id: a5cdd38978 (このIDを非表示/違反報告)
ニコ - 終わりなら終わりとかいてください (2017年9月5日 16時) (レス) id: af17b70f51 (このIDを非表示/違反報告)
きのーご。(プロフ) - え、終わりですか？(TT) (2017年7月19日 19時) (レス) id: 12ff2cfc6a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ピーチ | 作成日時：2016年12月6日 21時
