決心 ページ31
「サボの奴、腹でも痛たくなったのかなァ？」
呑気にルフィ君が言って
「んなわけないでしょうがっ！バカッ！」
って、ナミがポカッとルフィ君を殴った。
エース君が、小さく溜息をついた私の隣りに座ると
「ナナシ…大丈夫か…？悪いな…サボが出てちまって」
自分の髪の毛をクシャクシャとしながら、私の顔を横目でチラッと見た。
「別に気にしてないよ、それにコアラさんから聞いて知ってるんだ、ロビンさんがサボの片思いの相手だって事」
エース君は私の背中を軽く叩きながら“んなの…過去の事だ…気にすんな”って、言って笑った。
「それとよ、サボなら多分、そこの角曲がった所のコンビニに自己嫌悪に浸りながら帰ってこれねェでいるはずだからよ、迎え行ってくれねェか？」
促すように、エース君が私の手を引っ張るようにして私を立ち上がらせる
「あたしが行った所で何もならないよ」
真っ直ぐ私を見つめてくるエース君から目を逸した。
「まァ…とにかく！サボを連れて帰って来てくれ？頼んだぜ！」
私を無理矢理、玄関へ連れ出すとエース君は私の頭を乱暴に撫でた。
ぐちゃぐちゃになった髪の毛を整えながら、仕方なく、私はサボが居るって言うコンビニに向かう…
けど…本当にいるのかなぁ…？
私が行ったち所で…
サボは何て言うんだろう…？
『お試し恋愛終了しよう』とか？
『おれは、ロビンが好きなんだ』とか？
コンビニに向かう足が重くなる
サボは居なかったよって言って戻ろうかな？
そんな事を考えてるうちにコンビニについてしまった。
そして、コンビニの雑誌コーナーに立っているサボの姿が見えた。
雑誌は手にしてるけど、目はそれを見て無くて、どこか遠くを見てるサボに、私は後ろからそっと近づいた
「サボ！」
脅かすように、大きな声で名前を呼ぶとビクッと肩を上げながら“どわっ！”と変な声を出して振り返るサボに、思わず笑ってしまった。
「ナナシ」
「こんな所で何してんの？真剣な顔して飛び出して行った癖に」
「いや…それは」
「で、ロビンさんには会えたわけ？」
私の言葉にサボは苦笑いを浮かべて
「ごめん」
と、頭を下げた。
コンビニでアイスとかお菓子を買った袋を手に二人でサボの家に帰る途中、サボがお試し恋愛ゲームについて口にした。
「ナナシ…このゲーム…終わらせてェか？」
「…サボは…？」
「おれは…
「あたしは！まだ続けても良いかな？って思ってる！」
「…！？」
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＊初夏sora＊(プロフ) - ピーチさん» 一番右の☆を連打しながら、気長にお待ちしております!! (2017年9月21日 18時) (
レス) id: a5cdd38978 (このIDを非表示/違反報告)
ピーチ(プロフ) - ＊初夏sora＊さん» ありがとうございます！中々更新出来ず、お待たせばかりしていてごめんなさい(T_T) ボチボチして行くので待っててください！ (2017年9月21日 17時) (レス) id: 2db09af85d (このIDを非表示/違反報告)
＊初夏sora＊(プロフ) - ご自分のペースで構いませんので、お体に気を付けて更新頑張ってください！楽しみにお待ちしてます。 (2017年9月14日 18時) (レス) id: a5cdd38978 (このIDを非表示/違反報告)
ニコ - 終わりなら終わりとかいてください (2017年9月5日 16時) (レス) id: af17b70f51 (このIDを非表示/違反報告)
きのーご。(プロフ) - え、終わりですか？(TT) (2017年7月19日 19時) (レス) id: 12ff2cfc6a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ピーチ | 作成日時：2016年12月6日 21時
