どうしようも無い気持ち サボ ページ35
「あ！サボ！」
おれの彼女は、可愛い…
多分、この世で1番可愛い。
今まで生きてきた中で、おれはナナシより、可愛い女を見た事が無い。
デレッとしたくなる気持ちを抑えて おれは 走ってくる彼女に手を軽く振った。
「サボ！ドラゴンさんが、呼んでるよ」
「おう！今すぐ行く」
「急いでね？」
「あァ」
ナナシは、ニッコリと笑ってから、司令室へと入って行った。
ドラゴンさんから、おれ達が以前から目を付けていた武器の密売のアジトが分かったと、その資料を渡された
資料に目を通しながら、司令室へと戻ると
司令室では、ナナシが資料をまとめたり、書類を運んでいたりと、忙しいそうに動く姿があった。
なんでそんなに可愛いんだよ！
辛抱堪らなくなるじゃねェか！
しかも、この任務でしばらく離れ離れだ…
コアラの代わりにナナシを連れて行くか？
んな事したら、アイツ怒るよなァ…
怒ると恐いんだよな…コアラの奴…
ドカッと自分の椅子に座りながら
兵士と和やかに会話しているナナシを見つめた。
気にいらねェ…
モヤモヤ？悶々…？そんな気持ちが込み上げて来て、おれは、気持ちを飛ばす為に顔をパンパン！と叩いた。
「総長！気合入ってますね！？」
「おっおう…気を引き締めねェとな」
「流石！総長です！」
「まァ…な」
いや…本当は、そうじゃねェんだけどさ。
「サボ、ドレスローザから帰ったばかりなのに大変だね？でも頑張って！ルフィ君達も頑張ってるしね！」
ナナシは、ガッツポーズして、すっげェ笑顔で頑張れだなんて言った。
いや、彼女からの励ましは嬉しいけどさ…
少しくらい寂しがってくれても良いだろ！？
知らず知らず、顔がムスッとなる。
そんな、おれの背後にナナシが回った。
「サボ…本当はね…寂しいんだよ…？また…しばらく会えなくなるの…寂しくて堪らないんだよ…？」
おれの後ろから、そっと口を寄せて ナナシが囁いた。
バカっ…！！
んな可愛い行動されちまったら…
我慢出来なくなるだろっ…！？
抱き締めて良い…？
「ナナシ…！」
愛しい彼女への限界を迎えた おれは席を立ち上がって、ナナシを抱き締めようとした。
「サボ！ちょっと、この書類の件なんだが…手伝ってくれんか？」
おれと、ナナシの間に…ひょっこっと ハックが現れやがった…
頑張ってと言って去って行くナナシ。
ナナシ！カムバック！
「ハック…後で覚えてろよ…？」
「は…？」
2016 11,21
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ピーチ(プロフ) - ノアさん» キュンキュンして貰えて良かったです！これからもよろしくお願いします！ (2017年1月9日 22時) (
レス) id: bcab0daf4a (このIDを非表示/違反報告)
ピーチ(プロフ) - しょうこさん» はい、わたしも同じでふ(//∇//) (2017年1月9日 22時) (レス) id: bcab0daf4a (このIDを非表示/違反報告)
ピーチ(プロフ) - 初夏LaLa@君恋さん» リクありがとうございます！続編へ移行しての、お話しになってしまいますが…しばしお待ち下さいね(>_<)ゞ (2017年1月9日 22時) (レス) id: bcab0daf4a (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - ありがとうございます！すごく嬉しいです！きゅんきゅんしちゃいました！ (2017年1月8日 21時) (レス) id: 3d46bfde5a (このIDを非表示/違反報告)
初夏LaLa@君恋(プロフ) - リクエストでスモーカーで喧嘩お願いします！ (2017年1月8日 20時) (レス) id: 56d8191c5a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ピーチ | 作成日時：2016年10月13日 19時
