｢あーん｣？ ページ39
｢ホラ口開けろや｣と伝えてくる勝己は嫌がらせ(？)に夢中でもっと恥ずかしい事をしている自覚は無いのか。
…私は辛いものは食べられるにしても人並みなので、勝己の様な悪魔の食べ物(ていうか最早赤い何か)は絶対に食べられない。…が、しかし！こんな！こんな美味しい状況見過ごせるか！？推しが！あーん！してるんやで！！これは最早天使！！(？)
恐る恐る口をパカッと開けると、｢…へェ？｣と笑って1口入れられた。
…フフ、勝己からのあーん…なんて思った瞬間には私は口から火を吐いていた。
｢むりむりむりむり死んじゃう！！！誰か飲み物恵んでえええ！！｣
｢ハッ、だせぇ｣
私が苦しむ姿を見て鼻で笑う勝己は天使から一気に悪魔に見えた。
｢…お前ら本当に仲良いな。ほらよ、飲み物やる｣
｢ショート！助かったありがとう！！｣
ごくごくと飲み込む私とゲッとした顔で焦凍を見る勝己。
…あれ？この飲み物焦凍のだよね…？待ってこれもしかして…｢悪ィな、俺のコップで｣
いやいやいやご褒美2連続だよありがとうございます！！！
…にしても、なんだ？これ…ジュース…にしては苦くないか？口の中がヒリヒリしてて味が良く分かんないけど、とにかく大量に飲んでしまった。何だったんだ…？
｢まだ俺も飲んでねーんだが…姉さんが送ってきてくれたやつでな。今日歓迎会やるって聞いたからあけてみたんだ。｣
そしてバーン！と見せられた大きな瓶。…それは
｢…オイ半分野郎。それちょっと見せろ｣
貸せと奪い取りじろじろ見た勝己が怒り顔で｢酒じゃねーか！！｣と詰め寄った。
｢お、マジか｣
｢マジかじゃねぇんだよ！結構飲んじまったぞあいつ！｣
なんか……身体が…ふわふわする…目の前でまた言い合いする勝己と焦凍を見てなんかよく分からないけど面白くて笑ってしまう。なんだろう何もしてなくても楽しい〜〜〜
すると、焦凍の安定のイケメンフェイスが私の顔にずいっと近づき、｢悪ィ…｣と申し訳無さそうな顔をする。そして、｢なんか顔熱くなっちまってんな、俺の手で冷やすか？｣と額に手を当てられる…ひぃえええなんなのこのイケメン本当好き……
｢ショートぉ、本当にかっこいいねぇ〜…｣
｢そうか？｣
｢うん…やっぱ好きだなぁ｣
｢…あァ？オイA…｣
勝己が何かを察したのかこちらへ手を伸ばして近づいたその瞬間、私は焦凍の頬に口付けをしていた。
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恵理(プロフ) - リンゴさん» ありがとうございます！他のキャラ達とも早く絡ませたいので頑張ります！！ (2020年6月27日 23時) (
レス) id: caee0cbf6d (このIDを非表示/違反報告)
リンゴ - めっさよきですね！ちょっとケチャップ吐きすぎて辛いですっ！これからも頑張ってください！応援してます！ (2020年6月27日 22時) (レス) id: 106317acf4 (このIDを非表示/違反報告)
恵理(プロフ) - ぴぴさん» 私がされたい事をふんだんに詰めているので、共感して貰えるのは本当に嬉しいです！！ありがとうございます！ (2020年6月26日 14時) (レス) id: caee0cbf6d (このIDを非表示/違反報告)
ぴぴ(プロフ) - ｳｸﾞｰｰｰｯｯ…!!!にやけながら肩に手回してチャン付けはズルくないっすか…!!?!?!かっちゃんらしさが全面に出てて大好きです…!!! (2020年6月26日 8時) (レス) id: 909b62f354 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えり | 作成日時：2020年4月16日 21時
