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(6)沖矢さんとの出会い ページ6

「いや、用事といいますか……」

なんだこのデジャヴ!!!!
さっきと全く同じような状況じゃないか!!!
阿笠博士のようにすぐ(?)信じてくれて優しい人にすがろうと思っていた計算が狂ったぞ……
しかしここで逃げてもどこかへ行く宛もない。
……全てをこの人に伝えてしまっても良いんじゃないだろうか。
そう思い口を開こうとした瞬間ー


「君は一体何者なんだ。」


鋭くなった目付き。そして急に張り詰める空気。
な、なに……?なんかいきなり沖矢さんが怖く…………

「君の事はボウヤから聞いているんだ。」


ボウヤ……思い当たるのは1人しかいない。


「…なんのことでしょうか」

「名乗りもしないボウヤの名前を見事言い当て、こちらへ向かった怪しい女が居るから気をつけろ と聞いたんだが?」


「あ…………」

迂闊だった。元太くんだかあゆみちゃんだかの名前が聞こえてたし、無意識に名前を言ってしまっていたらしい。
ここまでの失態を犯してしまっているならもう今話すべきだろう。

「あの、全てを話すので家にあげてもらえませんか。

…………赤井さん。」

「……ほう?」


“ 赤井さん”あえてその名を出したのは私はあなたを知っていると伝える為。
しかし赤井さんは私の事を何も知らないのだから、そちらからしたら私は危険人物の1人だろう……。
早く誤解を解いて貰って、私は普通の生活がしたいんだよ………………







「……で、君はなぜボウヤの事を知っている。勿論俺の事もな。」


新一くんの家に招かれ中に入った。
シチューをすぐ台所の傍に置き、変声機のスイッチを切るや否や、胸の内側にあるポケットから出てきた拳銃がこちらを向いた。

「……あの、確かに警戒するとは思うんですが、敵じゃないんでその物騒な物をしまってくれませんか」

私は思いの他冷静だった。確かに拳銃なんて見た事も無いし実際怖いとは思う。
しかし“ 赤井秀一”はその様な事をする人では無いと知っているから冷静でいられるのだ。


「私組織の人間じゃありません。FBIの貴方が一般人の私に拳銃を向けるなんてやめてください。」


「……フッ、そこまでお見通しとはな。それは悪かった。」


まさかFBIや組織の事も知られているとは思わなかったのだろう。赤井は素直に拳銃をしまい、「そこに座るといい」とソファーを指差した。

(7)さあ、お話しましょうか→←(5)住居を見つけたと思いきや



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設定タグ:名探偵コナン , 降谷零 , トリップ   
作品ジャンル:アニメ
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恵理(プロフ) - 月下美人さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます!頑張ります! (2019年5月7日 0時) (レス) id: cec242f8ad (このIDを非表示/違反報告)
月下美人(プロフ) - 続きが凄く気になります,完結まで連載お願い致しますm(_ _)m (2019年4月2日 20時) (レス) id: 78469eaf26 (このIDを非表示/違反報告)
えり(プロフ) - 零☆景光@低浮上さん» キス大好きマンなもので…(笑)嬉しいコメントありがとうございます!今後もネタが浮かび次第書きますー! (2018年10月12日 23時) (レス) id: cec242f8ad (このIDを非表示/違反報告)
零☆景光@低浮上(プロフ) - あばばばばばばば降谷しゃんと赤井しゃんにキスとかああああああ(挙動不審)簡単にトリップのことを口走っちゃう夢主も可愛いw更新頑張ってください! (2018年10月11日 23時) (レス) id: f8490d473d (このIDを非表示/違反報告)
えり(プロフ) - ソフランさん» あっ確かに…!(笑)住所に注目してほしくて書いたつもりが普通に矛盾してました!!直してきますありがとうございます(*´ω`*) (2018年8月8日 16時) (レス) id: cec242f8ad (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:えり | 作成日時:2016年8月27日 2時

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