【名探偵コナン】降谷さんが好きすぎて辛い【トリップ】

(41)痕 ページ41

｢………でも、いざと言う時は頼りになって、カッコよくて、私は大好きです……って、もう恥ずかしすぎます！！コナンくん、新一には絶対秘密ね！？｣

かああっと絵に書いたように赤くなって、人差し指を口元に持っていきコナンくんに伝える蘭ちゃんが本当に本当に可愛すぎる尊い……

コナンくんも｢わ、分かった｣とか言いながらめっちゃ顔真っ赤…ああ〜〜新蘭推せる〜〜〜

｢で、では私は明日も学校ありますしもう寝ますね…！お父さんは私が寝室連れていくので、落ち着いたらお風呂も私の服着ていいのでどうぞ！寝室の準備もしておきますので今日は良かったら泊まってください。コナンくん、色々場所とかAさんに教えたらコナンくんだって学校あるんだから寝るのよ？｣

｢ひぇ…何から何まで……ありがとう…｣

｢うん、分かった！蘭姉ちゃんおやすみ！｣

ほら行くよお父さん〜と泥酔したおっちゃんを連れて蘭ちゃんは3階へ行ったのだった。




｢いやはや新蘭尊すぎて心が浄化されましたありがとうございます。お風呂も勿論ありがとう…｣

｢しんらん…？良く分かんないけど、よかったね…？｣

ちゃっかりお風呂を借りて、蘭ちゃんの部屋着を身にまとって話す私とコナンくん。

｢…で、コナンくん聞いてよ！！！赤井さんがね、あのね、私にいきなりね、その…｣

｢あ、そういやその話だったね。どうしたの？｣

｢…その…いきなり…うん…｣

｢…うん、何？｣

こう改まると、内容が普通に話しづらい…！！なんか純粋な高校生(見た目は小学生だし！)にこんな破廉恥(？)な話していいのか！？蘭ちゃんに大好きって言われて赤面するようなピュアボーイだぞ！？
確かにさっきは絆創膏渡されたけど…！！

…って、そうだなんで絆創膏を私に…？上から見て目立つほどの痕じゃないよね…って事は…！！！

｢…ねえ、もしかして赤井さんと今連絡とってる？｣

｢そりゃあとるよ｣

｢ohーー！！！！！！って事はコナンくんは赤井さんの味方なのね！？そうなのね！？｣

｢いや、味方も何も俺よく分かってないんだけど…｣

｢え、だってほら絆創膏くれたじゃん｣

｢それは赤井さんにA姉ちゃんが多分こっちに来るだろうし、首に痕があるから絆創膏渡してってLINEが来たからで…喧嘩の理由とかは知らないよ。まあ、痕って傷跡じゃなかったし見てなんとなく分かったけど…。｣

赤井さんあんまり主語ないんだよな〜と伝えてくるコナンくん。じゃあ、ありのままに伝えますか…

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