(27)2人きり ページ27
安室さんのエプロン安室さんのエプロン安室さんの「……Aさん?」
「ふぁいっ!?」
「どうしたんですかぼーっとして……もしかして体調悪いですか?」
「いや、全然大丈夫です!バリバリ元気です!」
安室さんのエプロンに動揺を隠せず、私は意識が飛んでいたらしい。
眉毛を下げて本当に体調を心配してくれている安室さんを見ていて申し訳なさしかない…
「無理はしないでくださいね?……ではまず物の置き場所から説明しますので、着いてきてください。」
「はーい!」
「紅茶の茶葉などはここにあります。砂糖やミルク等はこちらに……食品関係は、ここです。冷蔵庫にも色々入っていて……」
「ふむふむ……」
メモを取り聞くA。
ああ、テキパキ説明する安室さんもステキ……!
「……まあ、説明はこのくらいでしょうか。飲食店の経験があるとお聞きしましたし、物の配置が分かれば大体やる事は同じかと思います。何か質問などありますか?」
「あ、いえ今の所は大丈夫です!また分からないことがあればその時聞きますね!」
「そうですね、いつでも聞いてください」
そう言ってにっこり微笑まれた。天使降臨とはこの事か……
まあ、それはさておき……
「……お客さん、本当に来ないですね」
「そうですね……満席の時もあるんですが、今日は来ませんね」
「そうなんですね……」
静かな店内に2人きり。
安室さんの説明も終わり、なんだか沈黙に慣れなくて話を切り出してみるが特に話も続かない……。
……あ、ミルクと砂糖がない。暇だし場所覚えたし、取りに行こうかな。
「あの、ミルクとお砂糖のストックがないので、私裏に取りに行きますね!」
「あ、ありがとうございます。お願いします」
動いてないとなにしていいか分からん。
にやけながらも裏へ行き、ミルクと砂糖を発見!棚の1番上にあるけど…背伸びすれば届きそうだな。
「…ん?とれない」
何か引っかかっているのだろうか、砂糖とミルクの袋をつまめているのだがなかなか抜けない。
「ふんっ!!えい!」
お、少しずつだけど抜けてる気がする!いける!!
「……Aさん?ありました?」
中々戻らないAを心配し、ひょこっと顔を出す安室。
その言葉を合図に
「おいしょっ!!」
スポン!!と袋はとれた。
しかしーー
「……Aさん、危ない!」
「へっ?」
何故か上に置いてあったフライパンが、Aの真下へと落下してきた。
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恵理(プロフ) - 月下美人さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます!頑張ります! (2019年5月7日 0時) (レス) id: cec242f8ad (このIDを非表示/違反報告)
月下美人(プロフ) - 続きが凄く気になります,完結まで連載お願い致しますm(_ _)m (2019年4月2日 20時) (レス) id: 78469eaf26 (このIDを非表示/違反報告)
えり(プロフ) - 零☆景光@低浮上さん» キス大好きマンなもので…(笑)嬉しいコメントありがとうございます!今後もネタが浮かび次第書きますー! (2018年10月12日 23時) (レス) id: cec242f8ad (このIDを非表示/違反報告)
零☆景光@低浮上(プロフ) - あばばばばばばば降谷しゃんと赤井しゃんにキスとかああああああ(挙動不審)簡単にトリップのことを口走っちゃう夢主も可愛いw更新頑張ってください! (2018年10月11日 23時) (レス) id: f8490d473d (このIDを非表示/違反報告)
えり(プロフ) - ソフランさん» あっ確かに…!(笑)住所に注目してほしくて書いたつもりが普通に矛盾してました!!直してきますありがとうございます(*´ω`*) (2018年8月8日 16時) (レス) id: cec242f8ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:えり | 作成日時:2016年8月27日 2時