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「本当に1人で行っちまうのか？」
「はい」
放浪生活中、とある日の深夜。
私はこれから単独で作戦を実行するところなのだけれど、事前に話を通しておいた見張り番のトゥワイスさんには案の定心配されてしまった。
「できるだけ交戦はさせないつもりですから」
わざわざみんなの目を盗んだのは他でもない、弔さんが黙ってないだろうからだ。
これから私のやることを知っているのは協力を依頼しておいたトゥワイスさんだけ。
「朝みんなが起きたら、こう伝えておいてください」
トゥワイスは本当に仲間思いで義理堅い人だ。
だから彼は私の思いを打ち明けたら納得してくれた。
「"私は私のけじめをつけてきます"と」
これは私のせいで引き起された、ならばその責任は自分で取る。
死穢八斎會との一件で同じ思いをしたトゥワイスさんならわかってくれると思ってのことだ。
「…あぁ、伝えておくよ。でも俺からも頼みがある
連合のみんなは俺の唯一の居場所なんだ
そこにはAちゃんもいなくちゃダメだ
だから、必ず戻ってきてくれ」
いつもはマスクで隠されていて見ることがない素顔、そして不安げに揺れる瞳。
ここがトゥワイスさんにとっての居場所であるように、連合は私にとっても大切で唯一の居場所だ。
「…大丈夫です。信じてください」
私が私らしく生きられる場所はあちら側じゃない。
だから何があろうと
「必ず帰ってきます」
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さかさま(プロフ) - 音西旱さん» コメントありがとうございます。う、嬉しすぎます…；；とても励みになるお言葉です！これからも楽しんでいただけるよう頑張ります！！ (2022年2月13日 0時) (
レス) id: 3d4d7cceda (このIDを非表示/違反報告)
音西旱(プロフ) - いつも楽しく読んでます。一言、神です。毎日更新が楽しみで楽しみです！主さんのペースで更新頑張ってください。陰ながら応援しております！！本当に好きです！！！最高かよ✩°｡ ⸜(* ॑ ॑* )⸝☪︎⋆｡˚✩ (2022年2月12日 0時) (レス) @page37 id: fd93f8e697 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さかさま | 作成日時：2022年1月15日 6時
