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ベッドに腰掛けながらうつらうつらと襲ってくる眠気に抗う。時刻はもう深夜2時。弔さんはまだ帰ってきていない。
さすがに遅くて心配だけど今日の用事はそんな危険なことではないはずだ。話し合いが長引いているのだろうと思って主の帰りを待つ。主が働いている間に先に寝るなんて、仕える者としてあってはならないのだ。
その時、外からの聞き慣れた足音に頭上の耳がピクリと反応する。
「おかえりなさい！お疲れ様です！」
すかさず玄関に駆け寄って家主より先に扉を開け放つとそこにはやけにやつれた様子の弔さんがいて
「…マグネが死んだ」
開口一番知らされた事実に、脳の処理が追いつかなかった。
「…え？」
「コンプレスも重傷だ。片腕吹っ飛んだ」
靴を脱いでさっさと部屋に入っていく弔さんを見つめたまま動けない。
マグ姉が死んだ？
ミスターの片腕がなくなった？
どういうことだろう。
今日は仲間になる人と会う日だって。戦うことなんて、まして人が死ぬことなんて起こり得るのか。
一体誰がそんなことを、
「死穢八斎會」
「しえ、はっさいかい…？」
ドカッと床に座り込んだ弔さんがそう呟いた。そしてその背中を見てようやく気付いた。
「…このツケ高くつくぞ」
弔さんの冷静さの中に隠れた怒りと憎しみに。
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さかさま(プロフ) - 音西旱さん» コメントありがとうございます。う、嬉しすぎます…；；とても励みになるお言葉です！これからも楽しんでいただけるよう頑張ります！！ (2022年2月13日 0時) (
レス) id: 3d4d7cceda (このIDを非表示/違反報告)
音西旱(プロフ) - いつも楽しく読んでます。一言、神です。毎日更新が楽しみで楽しみです！主さんのペースで更新頑張ってください。陰ながら応援しております！！本当に好きです！！！最高かよ✩°｡ ⸜(* ॑ ॑* )⸝☪︎⋆｡˚✩ (2022年2月12日 0時) (レス) @page37 id: fd93f8e697 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さかさま | 作成日時：2022年1月15日 6時
