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彼は私に自由に生きられる場所を見つけろと言った。
私の夢は主君に忠誠を誓うこと。
そんな私が私らしく輝ける場所はきっと、あなたの隣。
これまでうだうだと悩んでいたのが嘘のように、決意してからの私は何もかも迅速だった。
それが今まで生きてきた世界に二度と戻れなくなる選択だとしても。
帰宅してすぐに私は机に向かった。引き出しの奥から取り出したのは、長らく使っていなかったレターセット。
両親や幼なじみ、クラスメイト、雄英の先生たち、みんなごめんなさい。みんなを裏切ることになっても、私は夢を叶えます。そのために、この世界に別れを告げる言葉を綴る。
私は彼を支えたい、助けたい、守りたい。
彼の望みを叶える手伝いがしたい。
世間に後ろ指をさされようとも、自らの意思で茨の道を進む彼の隣にいたい。
なぜなら彼は私の主だから。
そして、私が彼という人間に惚れてしまったから。
薄々わかってはいた。
でも恋愛をしたことがない私は恋心を自覚することすら恥ずかしくて、ずっと自分に言い訳してた。
でももう認めざるを得ない。
私は主君に、死柄木弔に恋をした。
彼の見据える未来を見てみたい。
決して歩みを止めない彼の
その隣を歩んだ末に辿り着くのがたとえ地獄であっても。
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さかさま(プロフ) - まぶぴちょこさん» わー！とても嬉しいお言葉です！励みになります！ありがとうございます^^ (2021年12月29日 16時) (
レス) id: 24f9a11766 (このIDを非表示/違反報告)
まぶぴちょこ(プロフ) - この話めちゃくちゃ好きです！！続き楽しみにしています！更新頑張ってください！ (2021年12月29日 9時) (レス) @page45 id: 045921842f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さかさま | 作成日時：2021年12月24日 17時
