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「13号先生！」
ぐったりと地面に倒れ込み動かない13号先生。
あの黒いモヤが13号先生を攻撃した隙をついて飯田くんはなんとかUSJの出口を突破した。と同時に、黒いモヤは私たちの目の前から姿を消した。
「みんな、大丈夫かな」
不安げに三奈ちゃんは呟く。
みんな、とはワープゲートで各エリアに飛ばされたクラスメイトたちのこと。きっと今頃敵に足止めされて戦っているはず。
「気持ちはわかるけど俺たちが下手に動くのもまずいだろ」
「気失ってる13号先生を1人にするわけにもいかないしな」
「むしろあいつら逃げるんとちゃうかな？」
瀬呂くんと砂藤くんの言うことはもっともだ。私たちはまだプロのヒーローじゃない。独断で動いて事態を悪化させるようなことになれば最悪だ。
それにお茶子ちゃんの言う通り、飯田くんがプロヒーローである先生たちを呼びに行ったと分かれば逃げる算段を立てる可能性は高い。
ひとまず私たちは13号先生の様子を見つつ飯田くんが先生たちを呼んでくるのを待つことになった。
そのとき、USJ内に轟く獣のような鳴き声。
本能的に危険を察知した。
「なんだ今の声は」
明らかに人間のそれではない声に障子くんが驚いたように目を見開いた。
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さかさま(プロフ) - まぶぴちょこさん» わー！とても嬉しいお言葉です！励みになります！ありがとうございます^^ (2021年12月29日 16時) (
レス) id: 24f9a11766 (このIDを非表示/違反報告)
まぶぴちょこ(プロフ) - この話めちゃくちゃ好きです！！続き楽しみにしています！更新頑張ってください！ (2021年12月29日 9時) (レス) @page45 id: 045921842f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さかさま | 作成日時：2021年12月24日 17時
