1 ページ1
盛山side
「どしてんリリー、元気ないやんけ」
リリー「今からYoutube撮影やろ?ちょっと、休んでんねん。」
辻「見取り図さんまだ働くんすか?今6ステ目終わったばっかですやん。」
リリー「いやー、明日も収録あるし、時間ある時にやっとかなあかんねん…」
辻「すごいっすね。」
ガタンッ
スタッフ「いったたた…」
あ、スタッフさんがこけた。
大丈夫かn…「大丈夫ですか?!」
うわっ、びっくりした
あの子は…
つい先週劇場メンバーになった
センターで分けてかっちり固められた、俺がいうのもなんやけどダサすぎる前髪に
めちゃめちゃ重そうなメガネをかけて
開いてるかもわからんくらい細い目が特徴の
"
確か、この子らもNSC41期やったよな。
黄金世代すぎるでほんま。
スタッフ「すみませんっ、拾うの手伝ってくれてありがとうございました!」
A「いえいえ、お怪我なくて良かったです!」
…四海兄弟は
女版のアインシュタイン
第二のアインシュタイン
とか言われてる。
というのも、このAちゃんの相方の果穂ちゃんが
もう、モデル?ってくらい可愛いねん。
だから余計に差が目立つっていうか…
顔面格差コンビ、って言われてるのもよく目にするけど
本人たちもそれを売りにしてるみたいや。
辻「盛山さん、あの子って」
「ん?なんや」
辻「よぅ見たら、結構可愛いないすか?」
「あの子って、さっきこけてたスタッフさん?」
辻「ちゃいますよ、それを助けてた…四海兄弟の果穂ちゃんじゃない方。」
リリー「Aちゃんな。」
辻「あ、そうですAちゃん。果穂ちゃんと並んでるから、顔面格差とか言われてますけど。」
「Aちゃんが可愛いか…言われてみたらあんまり顔見たことなかったかもしれんなぁ。」
トコトコトコ
A「あの」
噂をすればAちゃんが来た。
A「そこのノート取ってもらってもいいですか…」
「これか?ほい、お疲れさん。」
A「ありがとうございます!」
近くで見たら、顔小さいなぁ
俺の半分くらいちゃうか?
去って行く背中を見ながら
そんなことを考えていた。
続く (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう
15人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作成日時:2021年12月26日 14時