26話 ページ27
志麻side
し「センラさん、Aちゃんおはよー!」
約束の時間は過ぎていないものの、2人とも先に着いていたこともあって小走りに2人のもとへ向かう。
今回は現地集合なので俺が来るとすぐ受付を済ませ、中に入る。
せ「センラ、こんなとこ久しぶりですわぁ」
し「俺もー」
あ、今日のAちゃんの服装可愛い。
薄いピンクのブラウスにデニムのショートパンツ。
俺、脚フェチやったりするからこれはご褒美。
うん、ごめん流石にキモかったわ。
し「Aちゃん服装可愛いな!似合ってる」
貴「ありがとうございます!」
センラさんは志麻くん好きそうって思ってました、なんて笑ってる。
しょっちゅうやれ生足がいいだやれショートパンツがいいだ言ってるからだろう。
まずなにからする?と問うとVSバトルプール?みたいなのしたことないのでしたいです、と返ってくる。
どれやそれ。
あれか、ボール投げて後ろのスクリーンに当てるやつ。
し「ええんちゃう?」
せ「センラそういうのド下手なんですけど」
学年2位の運動神経の持ち主が何言うてんねん。
頑張れ陸上部。
そんなこんなでいざやってみたはいいけどめっちゃしんどいやん。体力が持たへんわ。
全員が軽く息が上がっている状態でちょっと休憩しよか。とセンラさんが提案する。
コミックコーナーで一旦腰を下ろす。
せ「Aちゃん、俺らのことどう思ってる?友達?」
貴「はい。どうしたんですか?」
せ「坂田のことは?」
不思議そうだったAちゃんの表情がそういうことか、と合点したようなものに変わる。
貴「わからないんです。友達としての好きではないと思うんですけど、憧れなのか恋愛感情なのかはまだ...」
せ「そっか。」
し「仮に、やで。坂田が他に好きな子がいるとするやん?それに対してどう思う?」
貴「嫌、かもしれないです。でも、志麻先輩たちに好きな人がいて、その人が彼女になって自分とは関わってくれなくなったらそれも嫌です...」
うーん。
こっちの意図は汲み取れてないみたいやな。
てか、俺たちに彼女できたら自分と関わりなくなるから嫌、とか可愛すぎか。
し「また考えてみ?その答えがわかったら多分気づくと思うで。」
憧れの可能性は限りなく低いと思うけどそこまでは言わないってセンラとも話したし、まだ内緒。
せ「じゃあ遊ぼか!」
貴「はい!ありがとうございます」
坂田もAちゃんも頑張りや。
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わんぱん - すごい面白かったです!R○UND1の伏せ字が意味なさすぎて笑いましたー素敵な作品ご馳走様でした!*\(^o^)/* (2020年8月20日 20時) (レス) id: b542029aeb (このIDを非表示/違反報告)
すとぷり好きの坂田家 - 完結おめでとうございます! (2019年9月20日 23時) (レス) id: b21dfdda1d (このIDを非表示/違反報告)
わさ@こたぬきとまふラー - あ、気になるの気間違えた_(:3 」∠)_ (2018年10月12日 20時) (レス) id: 641f2c5402 (このIDを非表示/違反報告)
わさ@こたぬきとまふラー - んー!つづきが木になるっ!更新待ってます(*´ω`*) (2018年10月12日 20時) (レス) id: 641f2c5402 (このIDを非表示/違反報告)
しらすもちもち - ふおおおおおおお最後意味深ですね!余計この作品から離れられないですね!ww (2018年8月2日 8時) (レス) id: 0464177627 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:初。 | 作成日時:2018年7月29日 19時