きみのため。【あほの坂田。】

17.込められた想い ページ24

センラside

嘘やろ、
俺は信じられんかった。
真優くんの言う"優"がもし坂田のことなら…

真「パパの名前はねママが教えてくれたの！！
あとね僕の名前のゆらい？もパパがかんけん、あっ違う、関係してるんだって言ってたの！！」
『由来ですか？それは？』

由来、、それが分かれば確証が得られるかもしれへん。

真「んーとね、あ！
ちょっと待ってて！！」
そう言って真優くん自身の鞄へと向かう。

真優くんが持ってきたもの。
それは、封筒に入った手紙だった。

真「これね、ママがくれたお手紙なんだー！！
そこに由来が書いてあったと思う！」

うらたさんや坂田、まふくんが俺のところに集まってくる。
俺は手紙を開いた。

真優くんでも読めるように全てひらがなで書いてある。
ひなたちゃんから真優くんへの感謝など様々なことが書かれている中で由来の部分を見つけた。
真優くんの由来、それは

"ママがだいすきなパパみたいに
　まっすぐでやさしいひとになりますように"

だった。
そして最後に

まえ、まひろにパパのおなまえをおしえるやくそくしてたよね？
パパのおなまえは“さかた ゆう„です。
おぼえておいてね！

と書いてあったのだ。

坂「ほんとに…真優が俺の…？」

俺たちは唖然としていた。

その時、外からザワザワとした話し声が聞こえてきた。

96「ただいまー！！」
「終わりましたよ！」
そ「疲れた〜」
志「ゲームして〜！」
ひなたちゃんたちが戻ってきた。

坂田が俺が手に持っていた手紙を奪い
ひなたちゃんの元へ向かう。
そして、坂田は言った。

＿＿＿＿坂「これ、どういうことなん？説明してえや、A」

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
真優という名前に込められたAさんの想い、そして願いがわかりましたね！！
このあとは、、
修羅場です()

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