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「バルド！目玉焼きを作るのにどうしてそんな馬鹿でかい兵器を使うの！！」
無理だ。
毎日こんなんで怒ってはいけない、なんて無理だ。
我慢し続けていたらこっちが爆発するわ。
「おいおい、嬢ちゃん……いつもの固そうな顔と固そうな口調がぶっ飛んでメイドが台無しだぜ？」
っ〜！誰がそうさせてると思ってるんですか
という言葉を飲み込む。平常心で、平常心で。
「バルド。ここ“も”セバスチャンさんにお任せするのでバルドはメイリンとフィニと一緒に“3時間後”来られる“お客様達”をお迎えするために玄関ホールで準備をしてください。」
「3時間って……準備ってなにするんだ？」
……
「静かに黙って突っ立っておいてください。」
「……珍しく、メイリンやフィニ、バルドの失態にあまり来ないと思ったら、今日のパーティに出すマカロン作りをされていたんですか。」
目の前の上級執事ことセバスチャンさんは無駄な動きなく、上品に色とりどりのマカロンを作っていた。
「Aがいち早く駆けつけてくれるので、任せてもいいかと思いまして」
と笑うセバスチャンさん。
「………はぁ…………あっ」
思わず零れてしまったため息。
思わず口を塞ぐが、遅かったらしく、セバスチャンさんに『幸せが逃げてしまいますよ』と笑われる。
「そういえば、坊ちゃんが暇だと“暴れて”居ましたのでお相手お願い出来ないでしょうか？」
そう言ったセバスチャンさんの顔には「行ってきてください。」と書いてある。
……面倒くさいなぁ。
「……わかりました。……ダンスのレッスン“も”ですよね。」
私がそう言うとセバスチャンさんはにやりと笑う。
坊ちゃんは、あまりダンスに慣れていないとの事。
この前はセバスチャンさんがお相手役になったらしいが……。
「では、お願いしますね」
その言葉を無視しようとしたが、私は忘れていた事を思い出す。
「あ。庭と……あと、バルドの核兵器のせいでいつものところいろいろめちゃくちゃなのであとはよろしくお願いしますね。」
私がそう言うとセバスチャンさんの眉毛がぴくりと動いた。
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理音(プロフ) - 更新して欲しいです！！待ってます！！ (6月21日 16時) (
レス) id: d2e2ccbd11 (このIDを非表示/違反報告)
理音(プロフ) - 続き気になります！更新楽しみにしています！ (2022年6月16日 21時) (レス) id: d1bb6ccd48 (このIDを非表示/違反報告)
優 - 面白いです!!続き楽しみにしてます!!頑張ってください！ (2018年4月3日 22時) (レス) id: 1e3d994a6e (このIDを非表示/違反報告)
一姫(プロフ) - 受験、おめでとうございます！ 頑張ってくださいね！ (2018年3月23日 14時) (レス) id: a04d87dde9 (このIDを非表示/違反報告)
佰 - 面白いですね！続きが気になります！これからも更新頑張ってください！ (2018年3月22日 17時) (レス) id: e1e57bb127 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふらすこ | 作成日時：2018年2月5日 14時
