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「………………ここに仕えてから毎日のように私は計り知れない、冷たい“視線”を感じていました。…………それは、貴方だったのですね。」
私のその言葉にセバスチャンさんは驚いた顔をした。
「最初は、気のせいだと思っていました。“ここに来る前のこと”がずっと忘れられず、私はそのせいで私は“誰かに見張られている”という思い込みのせいだと思っていました。」
そこで私は言うのをやめる。
……私は“いつも”、“毎日”視線を感じていた。
それは仕事をしている時、風呂に入っている時、寝る時、部屋にいる時……
次の瞬間、自分の顔がみるみる熱くなっていく。
「おや？そんなに赤くなられて、どうしたのです？」
意地悪な笑顔で、首を傾げるセバスチャンさん。
「っ……ずっと見張っていたって申されましたが…」
「私が“仕事”をしているときは見張れなかったですが…」
「っ……！な、なっ……なんて破廉恥なっ……！！！！！！！！」
“風呂”に入っている時
その視線はセバスチャンさんで、あ、あ、あ、ああああああ！！
「おやおや、そんなふうに“思われる”ように見えなかったので」
「〜っ！！！！！！！！」
もし、彼が悪魔ではなかったら、確実に目を、フォークで抉り出していただろう。
目の前のセバスチャンさんは白い手袋を付けると私にこう言う。
「貴方はいつもあまり表情が見えない人だと思っていましたが……“一応”1人の女性、だと今日、よく分かりました」
一応
この“クソ野郎”は私の事を今日までずっと“女じゃない”と思っていたのだろうか。
……口ぶりがそうだ。そう言っている。
セバスチャンさんは『まぁ、お話はまた今日の夜にでも』と溜息を吐いてから
「さぁ、もうそろそろ1時です。早くお風呂に入って朝のためにあなたはもう寝てください」
「……はい……あ、私寝る場所がないんですが…」
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理音(プロフ) - 更新して欲しいです！！待ってます！！ (6月21日 16時) (
レス) id: d2e2ccbd11 (このIDを非表示/違反報告)
理音(プロフ) - 続き気になります！更新楽しみにしています！ (2022年6月16日 21時) (レス) id: d1bb6ccd48 (このIDを非表示/違反報告)
優 - 面白いです!!続き楽しみにしてます!!頑張ってください！ (2018年4月3日 22時) (レス) id: 1e3d994a6e (このIDを非表示/違反報告)
一姫(プロフ) - 受験、おめでとうございます！ 頑張ってくださいね！ (2018年3月23日 14時) (レス) id: a04d87dde9 (このIDを非表示/違反報告)
佰 - 面白いですね！続きが気になります！これからも更新頑張ってください！ (2018年3月22日 17時) (レス) id: e1e57bb127 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふらすこ | 作成日時：2018年2月5日 14時
