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「どんな、約束..?」
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また忠義の目が潤んできて
忠「『大倉家に男はお前しか居らんようになるから、お前がAとオカンを守れ。俺が出来へんかったこと、お前がやり遂げてくれ。』って、俺の手を握って泣きながら話した。」
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優しかったオトンはもう居ない
けど、
いつの間にかそんなオトンにそっくりになった忠義
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「そっか..」
忠「姉ちゃんにこんな怪我させて、オトンにどんな顔したらええか分からへん...」
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忠義は大っきく溜め息をついて手で顔を覆った
「忠義? あたしはちゃんと守られてる。忠義が助けてくれんかったら、あそこで居なくなってたんやもん。」
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今度はあたしから抱き締めた
あたしのために沢山悩んでくれたから
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「だから、これからも、守って欲しい」
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甘えた考えかもしれない
ずっと弟が可愛いわけじゃない
でも、あたしには忠義が必要で
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忠「..好き 、Aのこと。」
気付いてしまったから
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「あたしも好き ..」
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忠義の顔がゆっくり近付いて
少し長い前髪の隙間から覗く瞳が
あたしの瞳を捉えて離さない
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唇が重なり合って
あたし達の秘密の関係が始まった
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櫻バンビ - とっても面白いです！ (2016年2月11日 17時) (
レス) id: 179b51cf29 (このIDを非表示/違反報告)
るる - おもしろかったよ［］ (2015年11月14日 9時) (レス) id: 18086ead1e (このIDを非表示/違反報告)
ちゃんぴ(プロフ) - ∞ＹＮＧＳ∞さん» ありがとうございます！嬉しいです(･_･、) (2015年3月29日 20時) (レス) id: feb0f4d0f3 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃんぴ(プロフ) - かすみ∞さん» ええ、どうしました？！ (2015年3月29日 20時) (レス) id: feb0f4d0f3 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃんぴ(プロフ) - naomi.88さん» ありがとうございました！次回もより良くなるように頑張りますので、よろしくお願いします！ (2015年3月29日 20時) (レス) id: feb0f4d0f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃんぴ | 作成日時：2015年3月21日 22時
