風を斬る魚 (ページ10)

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術の実力5（緑side）ページ10

｢次、俺｣

両手を広げ、強さをイメージして、中心に向けて扇ぐ。

すると、突風くらいの風がみんなにあたる。

ダーマ｢ぺけの術が一番安定してる気がする｣

褒められた。

｢そお？みんなもすごいと思うけど。まぁ、見ての通り得意なのは風の術で、これを活かして弓矢を使う。これがさぁーなかなか狙ったとこに当たりずらいのよ｣

ザカオ｢そうなの？勢いで当たりそうだけど。他の術は？｣

｢一通りの術は教えてもらったけど、最近練習してないからなぁ、できるかな……｣

風の感覚を掴むのに手こずったから他の術は少しだけしか、修行してない。15歳で一人前とか早すぎだよな。

シルク｢できるよ！絶対！なぁ？｣

みんな、できるって言ったり、頷いてくれたりしてくれた。

ちょっと、やってみるかな。

手で印を結ぶ。

炎は爆発寸前になり途中でやめ、水は少量だけ、雷は強すぎてまた停電してしまった。

｢練習しなきゃだな｣

マサイ｢今の術ができるのはすごいと思うよ？まぁ、確かに練習必要かもしれないけど｣

手伝うよ！と言ってくれたから、頑張ろう。